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露、兵士確保に四苦八苦 首都は「年収800万円」提示 兵力損耗を補充、財政負担も拡大

「初年度の収入は520万ルーブル以上」とうたう契約兵の募集ポスター。ロシアは報酬を増額して兵員確保に躍起となっている=9月9日、モスクワ(小野田雄一撮影)

ロシアのプーチン大統領が9月、露軍兵士の定員を現行の132万人から150万人へと18万人増員する大統領令に署名した。実質的にはウクライナ侵略で損耗した兵力の補充が狙いとみられ、増員分は契約兵でまかなうという。ただ、最近は契約兵の確保が難しくなっており、当局は高額の報酬や一時金支払いなどで勧誘に躍起となっているのが実情だ。侵略による死傷者増と兵力補充はロシアの財政にも重くのしかかる見通しだ。「年収520万ルーブル(約800万円)以上」-。最近、 [全文を読む]

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