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「24時間、真っ暗な部屋から出られない」“眼球使用困難症”を患った50歳男性の告白。公的支援も受けられない

シアターD元支配人の矢野康弘さん(50)。現在よりも軽症で、まだ外出ができていた2018年頃に撮影された写真

「眼球使用困難症」。この病名を知る人はほとんどいないだろう。失明とは異なり、眼球や網膜、視神経には異常がないのに、目をうまく使うことができない病の総称だ。 日本に数百人しか患者がいないとされるこの病に、矢野康弘さん(50)は、2017年、突如として見舞われた。彼は、かつて“東京若手芸人の登竜門”と言われた劇場「シアターD」の元支配人である。 矢野さんは“光を見ることができない症状”が強く出ているようで、 [全文を読む]

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