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マイクロソフト、AI関連で33億ドル投資 大統領選激戦州に バイデン氏発表

ロイター / 2024年5月9日 6時2分

バイデン米大統領は、大統領選挙の激戦州であるウィスコンシン州を8日に訪れ、マイクロソフトが同州で33億ドルを投じてAI(人工知能)関連データセンターを建設する計画を発表する。同州で建設中の鴻海の製造施設、2020年撮影。(2024年 ロイター/Brian Snyder/File Photo)

Andrea Shalal

[ワシントン 8日 ロイター] - バイデン米大統領は8日、中西部ウィスコンシン州を訪問し、マイクロソフトが同州南東部に33億ドルを投じ、AI(人工知能)関連データセンターを建設する計画を発表した。

ホワイトハウスによると、建設関連で2300人の雇用が創出されるのに加え、2000人規模の雇用が見込まれる。

バイデン大統領は演説で「米国の壮大な復興について話すためにここに来た」とし、マイクロソフトの投資は「国内だけでなく世界にも変革をもたらすだろう」と言明した。

トランプ前大統領も2017年、台湾フォックスコン・テクノロジー・グループがウィスコンシン州で1000億ドルを投じ、液晶ディスプレーパネル生産の新拠点を建設する計画を発表。しかし、その後計画の見直しに追い込まれ、新規雇用は1454人と、当初見込まれていた1万3000人から大幅に縮小した経緯がある。

バイデン大統領は「私の前任者は約束はしたが、それを破った」とし、「私の任期中は、われわれは約束をし、それを守る」と断言した。

ホワイトハウスによると、同地域では、トランプ政権下では約1000人の製造業の雇用が失われたが、バイデン政権になって4000人近い雇用が生まれたと説明した。

マイクロソフトのブラッド・スミス社長は、バイデン大統領が主導したインフラや半導体、気候変動に関する法案が今回の投資の基盤を築いたと評価し、「10年後までにウィスコンシン州で10万人以上の人々を訓練し、将来の就職に向けAIスキルを習得してもらう」と述べた。

投資計画の一環で、マイクロソフトは地元の専門学校と連携して30年までにデータセンター要員などの職務向けに1000人を養成するほか、企業幹部1000人に対しAIの講習を行う予定。

ウィスコンシン州は11月の大統領選での激戦州の1つ。再選を目指すバイデン大統領が同州を訪れるのは今年4回目。

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