トランプ氏裁判、ジョージア州選挙介入事件も遅れ
ロイター / 2024年5月9日 13時28分
5月8日、米ジョージア州控訴裁判所はトランプ前大統領が2020年の大統領選で敗北した同州の結果を覆そうとした罪で起訴された事件で、起訴を担当したウィリス地区検事(写真)の資格について審理すると表明した。3月代表撮影(2024年 ロイター)
Andrew Goudsward
[ワシントン 8日 ロイター] - 米ジョージア州控訴裁判所(高裁)は8日、トランプ前大統領が2020年の大統領選で敗北した同州の結果を覆そうとした罪で起訴された事件で、起訴を担当したウィリス地区検事の資格について審理すると表明した。
トランプ氏は、ウィリス氏が事件の特別検察官と恋愛関係にあったとしてウィリス氏の資格剥奪を求めている。
事件はトランプ氏が起訴された4件の1つ。今回の決定により裁判がさらに遅れることになり、トランプ氏にとって再び有利な決定が下された。
同州の元連邦検察官エイミー・リー・コープランド氏は「大統領選前にジョージア州で裁判が行われないことを意味する」との見方を示した。
7日には、トランプ氏が不正に機密文書を保管していたとして起訴された事件でもフロリダ州連邦地裁が初公判を無期限に延期した。
トランプ氏が20年大統領選の敗北を覆そうとしたとして起訴された事件も、免責特権が適用されるとの同氏の主張について連邦最高裁が審理を進めており、裁判が遅れている。
このため、大統領選の投票日前に司法判断が出るのは、トランプ氏が不倫の口止め料を不正に処理した罪に問われた事件のみになる可能性が高まっている。
この記事に関連するニュース
-
米大統領選共和ランニングメート候補ら忠誠競う トランプ裁判は「オーディション」の様相
産経ニュース / 2024年5月15日 9時50分
-
南部州選挙介入も公判延期 トランプ氏、検事処遇審理
共同通信 / 2024年5月9日 5時50分
-
トランプ氏公判を無期延期、機密文書持ち出し 米地裁
ロイター / 2024年5月8日 7時55分
-
米最高裁、トランプ氏免責巡り一定範囲の適用に理解 公判遅れも
ロイター / 2024年4月26日 10時35分
-
トランプ氏の免責特権審理 米最高裁が口頭弁論
共同通信 / 2024年4月25日 23時27分
ランキング
-
1イラン大統領、事故で死亡=不時着ヘリ発見
時事通信 / 2024年5月20日 13時39分
-
2アングル:「働いた証ない」、労働者の権利求めるメキシコのセックスワーカー
ロイター / 2024年5月20日 8時52分
-
3台湾総統に頼清徳氏就任、直接選挙で選ばれた5人目の総統に…副総統に米国の信頼厚い蕭美琴氏
読売新聞 / 2024年5月20日 10時42分
-
4イラン大統領死亡、中東の状況注視する=林官房長官
ロイター / 2024年5月20日 16時50分
-
5台湾の頼総統、中国に軍事威嚇の停止呼びかけ 「世界平和への挑戦」
産経ニュース / 2024年5月20日 13時35分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください