プーチン大統領、逮捕状後初の外遊へ 12日にキルギス訪問

　１０月１１日、ロシアのプーチン大統領（写真）は１２日、中央アジアのキルギスを訪問する。キルギス大統領府が明らかにした。写真は１０日、モスクワで代表撮影（２０２３年　ロイター）

[モスクワ １１日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は１２日、中央アジアのキルギスを訪問する。キルギス大統領府が明らかにした。ウクライナ侵攻を巡る戦争犯罪容疑で国際刑事裁判所（ＩＣＣ）が逮捕状を出して以来、初の外遊となる。

プーチン大統領は２０２２年２月のウクライナ侵攻以来ほとんど海外に出ておらず、ＩＣＣが今年３月にウクライナからの子どもの連れ去りに関与したとして逮捕状を出して以降はロシアを離れたことはない。

キルギス大統領府はウェブサイトに掲載した声明で「ジャパロフ大統領の招待により、プーチン氏は１２日に公式訪問する」と発表した。

プーチン氏は５月、ジャパロフ氏との会談でキルギス訪問に同意した。クレムリンは１２日の訪問についてまだ公式には確認していない。

キルギス大統領府によると、プーチン氏はキルギスの首都ビシケクで１３日に開く独立国家共同体（ＣＩＳ）首脳会議に出席する予定だ。