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イエメンからの巡航ミサイルがタンカー直撃、死傷者なし=米当局者

ロイター / 2023年12月12日 12時59分

 12月11日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が支配する地域から発射された巡航ミサイルが商用タンカーを直撃し、火災が発生したと米国防当局者が、ロイターに明らかにした。写真は米海軍駆逐艦メイソン。大西洋で2021年7月撮影。提供写真(2023年 ロイター/U.S. Navy)

Phil Stewart

[ワシントン 11日 ロイター] - イエメンの親イラン武装組織フーシ派が支配する地域から発射された巡航ミサイルが商用タンカーを直撃し、火災が発生したと米国防当局者が11日、ロイターに明らかにした。船体が損傷したものの、死傷者はいないという。

当局者によると、タンカー「STRINDA」への攻撃は2100GMT(日本時間12日午前6時)ごろ、バベルマンデブ海峡の北約111キロで起き、米海軍駆逐艦メイソンが現場で支援を行っている。

別の当局者によれば、STRINDAは攻撃後数時間は自力で航行していた。

このケミカルタンカーはノルウェー船籍で、ノルウェーの船主「モビンケル・ケミカル・タンカーズ」と管理会社「ハンサ・タンカーズ」からは今のところコメントを得られていない。

フーシ派はイスラエルとイスラム組織ハマスの戦争が勃発して以来、主要航路の船舶を攻撃したり、イスラエルに向けてミサイルなどを発射したりしている。

9日には、国籍に関係なくイスラエルに向かう全ての船舶を標的にすると表明し、イスラエルと取引しないよう国際海運会社に警告した。

船舶追跡会社Kplerのデータによると、STRINDAはマレーシアで植物油とバイオ燃料を積み、イタリアのベネチアに向かっていた。イスラエルと関係があるかどうかは今のところ不明だ。

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