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トヨタ、プリウス生産・受注を当面停止 後席ドアに問題でリコール

ロイター / 2024年4月17日 18時8分

4月17日、 トヨタ自動車は、リコールに伴う対策品準備などのため「プリウス」の受注を当面停止すると明らかにした。資料写真、2022年撮影(2024年 ロイター/Johanna Geron)

Maki Shiraki Shinichi Uchida

[東京 17日 ロイター] - トヨタ自動車は17日、後席ドアを開けるスイッチに問題があるとして「プリウス」計13万5305台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。このところ続いていた堤工場(愛知県豊田市)第1ラインの稼働停止は、この問題による品質確認作業のためという。リコール対策品の生産準備に時間がかかることから、プリウスの生産停止を当面継続し、受注も止めると明らかにした。

堤工場では第1ラインの稼働を4日から停止していたが、トヨタの広報担当者は停止の理由について「生産工程の確認作業のため」との説明にとどめていた。同ラインでプリウスと併産している「カローラ」のみ、18日から生産を再開する。これまでの稼働停止に伴う生産への影響台数は非公表としている。

リコールの対象は、2022年11月─24年4月に生産されたプリウス。スイッチの防水性能が不十分で、洗車などで大量の水がかかるとスイッチの内部に侵入して回路をショートさせ、最悪の場合、走行中にドアが開く恐れがある。これまでに不具合の報告が3件あった。スイッチを交換して対応する。

今回の不具合は設計上の品質によるもので、問題のプリウス向け後席ドアのスイッチを製造する東海理化も17日、トヨタがリコールを届け出たと発表した。東海理化は今回の問題に関する費用見積額を110億円としている。リコールの影響は修正後発事象として24年3月期の営業費用として業績に反映する。

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