訂正(発表者側の申し出)トヨタ、プリウス生産を当面停止 後席ドアに問題でリコール
ロイター / 2024年4月18日 13時53分
4月17日、トヨタ自動車は、後席ドアを開けるスイッチに問題があるとして「プリウス」計13万5305台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。2022年撮影(2024年 ロイター/Johanna Geron)
Maki Shiraki Shinichi Uchida
[東京 17日 ロイター] - トヨタ自動車は17日、後席ドアを開けるスイッチに問題があるとして「プリウス」計13万5305台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。このところ続いていた堤工場(愛知県豊田市)第1ラインの稼働停止は、この問題による品質確認作業のためという。リコール対策品の生産準備に時間がかかることから、プリウスの生産停止を当面継続する。
堤工場では第1ラインの稼働を4日から停止していたが、トヨタの広報担当者は停止の理由について「生産工程の確認作業のため」との説明にとどめていた。同ラインでプリウスと併産している「カローラ」のみ、18日から生産を再開する。プリウスについては、顧客からの店頭受注は引き続き受け付けているが、販売店からメーカーへの発注は停止している。これまでの稼働停止に伴う生産への影響台数は非公表としている。
リコールの対象は、2022年11月─24年4月に生産されたプリウス。スイッチの防水性能が不十分で、洗車などで大量の水がかかるとスイッチの内部に侵入して回路をショートさせ、最悪の場合、走行中にドアが開く恐れがある。これまでに不具合の報告が3件あった。スイッチを交換して対応する。
今回の不具合は設計上の品質によるもので、問題のプリウス向け後席ドアのスイッチを製造する東海理化も17日、トヨタがリコールを届け出たと発表した。東海理化は今回の問題に関する費用見積額を110億円としている。リコールの影響は修正後発事象として24年3月期の営業費用として業績に反映する。
*トヨタの申し出により、17日配信の記事の見出しと本文第1段落から「受注停止」の文言を削除し、第2段落に一部追記しました。
この記事に関連するニュース
-
トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
レスポンス / 2024年4月18日 8時53分
-
プリウス、13万台超リコール トヨタが生産停止、ドアに問題
共同通信 / 2024年4月17日 22時6分
-
トヨタ、プリウス生産・受注を当面停止 後席ドアに問題でリコール
ロイター / 2024年4月17日 18時8分
-
トヨタ プリウス、13万台をリコール…走行中にドアが開くおそれ
レスポンス / 2024年4月17日 17時30分
-
東海理化、プリウス向け部品に不具合の恐れ 費用見積額110億円
ロイター / 2024年4月17日 17時1分
ランキング
-
1今後の為替相場は…“介入でも円安の流れを変えるのは難しい”見方広がる
日テレNEWS NNN / 2024年4月30日 22時15分
-
2手取り30万円・40歳の新婚男性「後悔しています」「老後資金を考える余裕はない」強い不安のワケ
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年4月30日 20時0分
-
3『100円ショップ』が円安で悲鳴「きついを通り越してどうしたらいいんだって感じ」利益を出すために「もう100円ショップじゃなくなるような…」
MBSニュース / 2024年4月30日 17時45分
-
4メニューたった3種類で急成長「鰻の成瀬」 東京チカラめし、いきなり!ステーキを反面教師にできるか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月29日 6時15分
-
5あなたの職場が「ゆるブラック」な理由は? 3位「昇級できない・しづらい」、2位「やりがいを感じられない」、1位は?
J-CAST会社ウォッチ / 2024年4月30日 21時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください