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米ドルの基軸通貨としての地位、今後も続く=モルガン・スタンレー

ロイター / 2024年4月19日 2時15分

米モルガン・スタンレーは18日付のリポートで、米ドルの世界の基軸通貨としての地位は今後も続く可能性が高いとの見解を示した。2023年1月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

[ロンドン 18日 ロイター] - 米モルガン・スタンレーは18日付のリポートで、米ドルの世界の基軸通貨としての地位は今後も続く可能性が高いとの見解を示した。

米国と中国の競合、ロシアのウクライナ侵攻、米国の債務上限を巡る対立や債務増などを背景に、近年はドルが準備通貨の主軸であり続けるのかどうかに懐疑的な見方が出ている。

モルガン・スタンレーは、さまざまな経済・金融指標で世界経済でのドルの影響力は依然強いとし、ドルの優位性がすぐに変わるとは予想していないとの見方を示した。米国の財政見通しに対する懸念や経済制裁の実施は、一部の国々がドルに代わる通貨を求める動機になる可能性があるものの、基軸通貨の座に取って代わるのは困難だと言及した。

モルガン・スタンレーは「最も議論されている競争相手は中国であり、人民元が世界での役割を今よりは大きく果たすようになるとは予想している」と指摘。一方で「債務、デフレ、人口動態という中国の『3つの課題』によって、人民元の国際的な魅力は抑制されると考えている」とし、人民元の外貨準備高に占める割合は現在の2.3%から2030年に5%へ上昇するのにとどまると推定した。

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