イランのハメネイ師が軍称賛、イスラエル攻撃で「力示した」
ロイター / 2024年4月22日 7時20分
4月21日、イランの最高指導者ハメネイ師は、軍が今月のイスラエル攻撃で力を示したと称賛した。国営メディアが伝えた。写真は シリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館周辺へのイスラエルによる攻撃で死亡した革命防衛隊員の葬儀で、遺族と面会するハメネイ師。テヘランで4日撮影。提供写真(2024年 ロイター/ Office of the Iranian Supreme Leader/WANA (West Asia News Agency))
[ドバイ 21日 ロイター] - イランの最高指導者ハメネイ師は21日、軍が今月のイスラエル攻撃で力を示したと称賛した。国営メディアが伝えた。
イラン革命防衛隊は13日、イスラエルに向け300超のドローン(無人機)とミサイルを発射した。今月初めにシリアにあるイラン大使館周辺がイスラエルによるとみられる攻撃を受けた報復としている。
ドローンとミサイルはほとんどがイスラエルとその同盟国により撃墜され、被害は限定的だった。
ハメネイ師は「発射されたミサイルの数や標的に命中した数は重要ではない。実際に重要なのはイランがその作戦で力を示したことだ」と指摘。
「最近の作戦で、軍隊はコストを最小限に抑え、利益を最大化することができた」と述べ、軍事的革新を絶えず追求し、敵の戦術を学ぶよう軍当局者に促した。
イラン中部の都市イスファハンで19日に爆発音が聞かれ、関係筋らはイスラエルによる攻撃だったとしているが、イラン側は抑制的で、報復の計画はないことを示唆している。中東全体に戦火が広がることを避けるための対応とみられる。
この記事に関連するニュース
-
意外と早かったイスラエルの「報復」が意味する事 「暗黙のルール」に基づいた報復の応酬だが…
東洋経済オンライン / 2024年4月19日 20時0分
-
イスラエルのミサイルがイラン拠点直撃、空港で爆発音=報道
ロイター / 2024年4月19日 11時45分
-
イランのイスラエル攻撃でウクライナが嘆く理由 NATO非同盟国への対応の違いが招く戦争リスク
東洋経済オンライン / 2024年4月19日 9時40分
-
「イスラエルに300発撃って戦果はほぼゼロ」をイランは想定していたか──大空爆の3つの理由
ニューズウィーク日本版 / 2024年4月17日 19時30分
-
イスラエル「イランの巡航ミサイルを99%撃墜」と発表 迎撃する決定的瞬間を公開
乗りものニュース / 2024年4月17日 17時12分
ランキング
-
1プーチン氏、中露共闘で対ウクライナ「戦勝」狙う 中国は「戦後」の影響力確保か
産経ニュース / 2024年5月16日 21時28分
-
2バイデン氏、録音公開拒否 機密文書事件の事情聴取
共同通信 / 2024年5月16日 23時52分
-
3バイデン・トランプ両氏、指名前に異例の1対1討論…罵声飛び交った20年は「史上最悪」討論とも
読売新聞 / 2024年5月16日 19時21分
-
4ロシア兵力「突破に不十分」 NATO司令官「戦線維持可能」
共同通信 / 2024年5月17日 6時45分
-
5ロシア、戦術核を含む軍事演習を初めて公表...プーチン大統領がウクライナに核を使う日は来るのか?
ニューズウィーク日本版 / 2024年5月16日 20時46分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください