ハリス米副大統領、激戦ジョージア州訪問 黒人有権者にアピール

４月２９日、ハリス米副大統領は、１１月の大統領選を控え、激戦地ジョージア州を訪問した。写真はアリゾナ州トゥーソンで１２日撮影（２０２４年　ロイター／Rebecca Noble）

Nandita Bose　Jarrett Renshaw

[アトランタ ２９日 ロイター] - ハリス米副大統領は２９日、１１月の大統領選を控え、激戦地ジョージア州を訪問した。民主党の重要な支持基盤である黒人有権者を取り込むのが狙い。

最近の米紙ウォール・ストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）の世論調査によると、スイングステート（揺れる州）７州で黒人男性の約３０％が共和党のトランプ前大統領に投票すると回答した。

ハリス氏はアトランタでラシャド・ビラル、トロイ・ミリングス両氏のポッドキャストに参加。２人は黒人コミュニティーにおける金融リテラシーについて頻繁に話しており、ポッドキャストは５０００万回以上ダウンロードされている。

ホワイトハウスによると、ハリス氏は来週にはミシガン州デトロイトを訪れ、地域社会への投資、あらゆる人種の国民が経済的機会を得られるようにすることに焦点を当てる。