1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

2万円台のビューソニック製15.6型モバイルモニター「VA1655」がアツい理由

ASCII.jp / 2022年10月31日 11時0分

ビューソニックジャパンの15.6型モバイルモニター「VA1655」

 リモートワークの普及などで、ノートPCを利用して自宅とオフィスの両方で作業するといった業務形態が増えている人は多いだろう。そうしたノートPCでの作業の際に気になるのが、画面サイズだ。モバイルノートPCであれば13~14型、ホーム向けノートPCでも15~17型となると、解像度がフルHD(1920×1080ドット)あってもウインドウを広く確保することは結構大変と言える。

 実際に自分も14型のモバイルノートでの作業時に、資料となるPDFやブラウザーを開きながら執筆するが、ノートの画面が狭くて困っている。外部モニターに接続するという手段もあるが、普通のモニターでは持ち運びが自由なノートPCの利点を損ねてしまう。

 そうした悩みを解決してくれたのが、ビューソニックジャパンの15.6型モバイルモニター「VA1655」だ。2022年9月27日に発売された新製品で、実売価格は2万6000円前後。今回は本機をお借りできたので、その使い勝手の良さを紹介しよう。

USB Type-C1本でサブモニター環境を構築できる

 まずはVA1655の外観とスペックについて解説しよう。液晶パネルはIPSの15.6型とかなり広めで、映り込みが気にならないノングレアタイプを採用する。解像度は1920×1080ドット、最大輝度は250cd/m²、コントラスト比は800:1、応答速度は7msなどとなる。

 インターフェースはUSB Type-C(電源専用)×1基、USB 3.2 Type-C DisplayPort Alt mode only×1基、Mini HDMI×1基、音声出力用の3.5mmジャック×1基、0.8Wスピーカー×2基を備える。これらのスペックを持ちながら、サイズは約359(W)×227(H)×17(D)mmで重量が約700gと、かなりの軽量ぶりだ。

インターフェースは左側にすべて並ぶ

 実際にVA1655を使ってみたところ、本機はUSB Type-Cを備えているため、ケーブル1本でモバイルノートとの接続ができる点に魅力を感じた。映像出力だけでなく電源もまかなえるので非常に手軽だ。またWindows側も即座に認識するためすぐにサブモニターができあがった。あとはWindows側で画面の配置や向き、表示画面の設定をすればサブモニター環境の完成だ。

 もしお手持ちのPCに映像出力機能を備えたType-C端子がないのであれば、コンセントなどからのUSB経由による給電と、HDMI端子での接続もできるので安心してほしい。

モバイルノートPCに接続した状態。快適な作業環境だ

 VA1655は背面に備えるスタンドで自立する仕様になっている。スタンドは画面の角度を約30~53度まで調節できるうえ、縦置きでも横置きでも利用できる構造になっている。自分の用途によって置き方を自由に変えられるのは実に便利だ。

スタンドは本体の一部を起こす構造で、角度調節も可能。縦置き(ピボット)にも対応する

 例えば通常は横にしておき、資料を縦に長く閲覧したいときはサッと縦置きにするといった使い方が可能。テキストやプログラミングなどの入力作業では、縦画面のほうが有効かもしれない。15.6型という画面の大きさもあって、普段よりも作業効率が非常に高くなったのは確かだ。もうVA1655なしでは仕事をしたくないと思うほどだった。

縦置きも可能。フットプリントを減らして省スペース性を高める効果もある

軽量なので持ち運びもラクラク快適!

 VA1655の重量は約700gで、サイズとしても14型ノートPCより一回り大きい程度だ。厚みも最大17mmで、最薄部は9.85mmと非常にスリムで、カバンに入れての持ち運びも気軽にできる。付属のスリーブケースを利用すれば移動中に本体に傷がつく心配はなくなるだろう。

 ノートPCと合わせると2kg近くの重さになってしまうが、どんな場所でもサブモニターを活用できるメリットのほうが大きいと感じた。外や職場で作業する際は本機を必携したくなる。

付属のスリーブケースに入れれば本体が傷つく心配は無用。本機を出先へ持ち運ぶ際に便利だ

 本機の持ち運びやすさは家とオフィス間を持ち運べるだけでも助かるし、自宅のみでも一般的なモニターのように場所を取らないメリットがある。USB Type-C接続であればノートPCから給電ができるので、場所を選ぶことなく自由に、そして気軽に作業が可能だ。もし使用しない場合もサッと収納できるほどのサイズ感なので、置き場にも困らない。

エンタメも楽しめる高画質も魅力!

 VA1655を活用できるのはビジネス面だけではない。15.6型のサイズにより動画視聴を楽しむ使い方も考えられる。本機には2基のスピーカーを備えているため、音声の出力先をそちらに切り替えれば、映像と音の位置ズレを感じることはなくなる。

 実際に動画配信サービスにて映画を視聴してみたところ、映像は綺麗だし音声もそれなりではあるが普通に楽しむには十分であった。仕事の作業中に動画などを流しておくといった使い方ができそうだ。

背面には2基のスピーカーを備える

一度ノートPCと組み合わせたら、VA1655ナシではいられなくなる!

 VA1655は、ノートPCでの作業効率を非常に高めてくれる"相棒"というべき存在だ。仕事はもちろん、動画閲覧などの趣味で活用するのも良いだろう。USB Type-Cケーブル1本でサブモニター環境を構築できる手軽さもありがたい。

 加えて、スリムかつ軽量が実現する持ち運びやすさもポイント。VA1655を一度使ったら、その手軽さと便利さに感動し、本機のない生活が考えられなくなるほど。価格は2万円台とリーズナブルなので、ノートPCの作業効率を上げたい人やサブモニターを構築したい人にオススメだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください