日本を代表する伝統的林業地「吉野」初!大和協が「スギ・ヒノキ」のCO2吸収力をJ-クレジットとして販売
@Press / 2024年4月10日 10時0分
一般社団法人大和森林管理協会(所在地:奈良県北葛城郡、代表理事:谷 茂則、以下「大和協」)は、奈良県吉野地方の若手林業家と連携して奈良県最大の二酸化炭素吸収量(年間1500t-CO2)の森林由来J-クレジットの認証を受け、2024年3月にジェイアール西日本コンサルタンツ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:加藤 勇樹)にその一部を販売しました。日本を代表する伝統的林業地である奈良県吉野では初のJ-クレジット販売であり、木材のトップブランドの森林クレジットとして、今後、多くの企業の購入が見込まれます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/391256/LL_img_391256_1.jpg
森林イメージ
J-クレジットは、地球沸騰化の主因とされる温室効果ガス(二酸化炭素)の排出量削減や吸収量を数値化し、国がクレジットとして認証する制度です。企業はクレジットを購入することで、自社で排出する二酸化炭素量を相殺することができます。
排出量削減の取り組みとしては、省エネ設備の導入や再生可能エネルギーの活用などがありますが、二酸化炭素吸収の面では森林が唯一と言ってよい存在であり、森林を適切に管理し健全に維持することが対策になります。
大和協では、吉野の若手林業家有志と衰退する林業を復権させる取り組みを進めてきました。そのひとつとして、森林の持つCO2吸収力を企業に販売するJ-クレジットを創出し国の認証を受けました。
このたび、「森林由来クレジットの販売プラットフォーム FC BASE-M」(全国森林組合連合会と農林中央金庫が運営)を通じ、ジェイアール西日本コンサルタンツ株式会社に当該クレジットの一部を購入いただくことができました。
吉野は室町時代から続く日本最古の林業地で、密植多間伐の独自の施業で手間暇をかけ大切に森づくりを代々続けてきたことがJ-クレジットの高い評価につながっています。この資金は、再び森林の整備に活用され、人と森が共生する好循環を生むことに役立てられます。大和協では、今後もJ-クレジットの対象エリアを拡大し、林業再生と地球環境の改善に貢献して参ります。
全国森林組合連合会のニュースリリース
「森林由来クレジットの販売プラットフォームの立上げおよび第一号案件の売買について」
https://www.zenmori.org/topics/files/532_file1.pdf
<一般社団法人大和森林管理協会の概要>
所在地 : 奈良県北葛城郡王寺町畠田2丁目88
代表理事: 谷 茂則
設立年 : 2017年7月
事業内容: 奈良県における「持続可能な森林づくり」の実現を目指して、
自治体林政支援、森林整備、J-クレジット創出販売、
ストーブボイラー販売など、さまざまな事業に取り組んでいます。
本店所在地である「陽楽の森」は環境省30by30自然共生サイトに
認定されました。
URL : https://www.yamato-kyo.net/
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
この記事に関連するニュース
-
岐阜県独自の森林由来カーボンクレジット「G-クレジット」の応援パートナーとしてバイウィルが登録
PR TIMES / 2024年5月15日 19時15分
-
株式会社リーピーは、岐阜県独自の森林由来のカーボン・クレジット「Gークレジットの森・応援パートナー登録制度」に登録いたしました。
PR TIMES / 2024年5月9日 12時45分
-
シン・エナジーと住信SBIネット銀行、資本業務提携契約を締結
PR TIMES / 2024年5月7日 17時45分
-
住信SBIネット銀行、シン・エナジーと資本業務提携契約を締結~森林・農業分野でのカーボンクレジット共同創出や新たな金融サービスを実現~
Digital PR Platform / 2024年5月7日 15時20分
-
地域創生事業で創出されたカーボン・クレジットを活用 NTT西日本グループの脱炭素経営を加速
PR TIMES / 2024年4月26日 16時45分
ランキング
-
1イオンの「幸せの黄色いレシート」キャンペーン。レシートを使って寄付したいけど、不良品を「返品」できなくなるの?「寄附」と「レシート保管」を両立させる方法を解説
ファイナンシャルフィールド / 2024年5月19日 5時10分
-
2健康サプリを「毎月3万円」購入する80代の母。本人は「健康のため」と言いますが、解約させるべき?
ファイナンシャルフィールド / 2024年5月19日 3時0分
-
3コロナ禍で売上げ95%減となった「地球の歩き方」 Ⅴ字回復遂げ新分野に挑戦 岩塚製菓のおつまみスティックとコラボ
食品新聞 / 2024年5月19日 20時14分
-
4やがて太陽光パネル"大量廃棄の波"が押し寄せる…地銀の「電力子会社設立ブーム」に潜むリスク
プレジデントオンライン / 2024年5月20日 10時15分
-
530年以上塩漬け「阿蘇ソフトの村」用地、投資額の38分の1で県売却へ…TSMC進出に伴う需要期待
読売新聞 / 2024年5月20日 6時51分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください