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エイチアイのユーザーインターフェース開発ソリューション「UIフレームワーク」「タンジブレット」が富士通テンの車載機器に採用

@Press / 2013年10月15日 11時0分

株式会社エイチアイ(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:川端 一生、以下、エイチアイ)は、富士通テン株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:重松 崇、以下、富士通テン)が10月8日に発表した「ECLIPSE(イクリプス)」のカーナビゲーション新製品「Zシリーズ」に、2D/3Dユーザーインターフェース(UI)開発ソリューション「マスコットカプセル UIフレームワーク(MascotCapsule(R) UI Framework、以下、UIフレームワーク)」、タンジブルユーザーインターフェース開発ソリューション「マスコットカプセル タンジブレット(MascotCapsule Tangiblet)」が採用されたことを本日発表いたします。


富士通テンではUIフレームワークを搭載することでGPU(*)による高速な3Dグラフィックス描画処理をリアルタイムに最大限利用しつつ、表現力の豊かなHMI(*)として3Dグラフィックスを利用することが可能になり、タンジブレットによりタッチインターフェースに慣性表現を容易に適用することが可能になります。


【UIフレームワークの特長】
UIフレームワークは、2D/3Dグラフィックスの性能が限られた低スペックの組込み機器から、3Dグラフィックスアクセラレータを搭載するハイスペックの組込み機器まで、デバイスを問わず高速で表現力豊かな2D/3DUIの開発を容易にするソリューションです。
本ソリューションには、PC上でGUI(*)を制作することができるオーサリングツールが用意されており、プログラミング知識のないデザイナーでもイメージ通りのUIデザインを容易に開発することが可能です。そのため、デザイナーとプログラマーの間で手戻り作業が多発しがちな画面レイアウトの微調整などの開発プロセスも円滑に進み、開発負担の軽減に貢献するとともに工数削減も期待できます。
さらに本ソリューションは、低スペックの機器でもスピーディーでスムーズなグラフィックス描画が可能なため、他製品とUIの差別化を図る表現力の向上にも貢献します。


【タンジブレットの特長】
タンジブレットは、タッチパネルを備えた電子機器製品の操作において、従来の画面を操作する感覚に代わり、実在する物質を直接操作することで情報へのアクセスを提供するインターフェース「Tangible User Interface(タンジブルユーザーインターフェース)」で得られるような慣性運動をソフトウェアで再現するミドルウェアです。
タッチパネルで対象オブジェクト(メニューアイコンなど)に触れると、放す際の力の大きさに比例した加速度を本ミドルウェアが割り出し、強く放した際には早く、弱く放した際にはゆっくりスクロールされるなど、実際の運動の法則に近い使用感を実現することができます。これにより、デバイスの付加価値となる操作時の演出効果をさらに向上することができます。


エイチアイは、今後もこれら製品のさまざまな機器への採用拡大を目指し、マーケティングおよびサポートに注力してまいります。


*MascotCapsuleは、エイチアイの日本における登録商標です。
*その他の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

*GPU Graphics Processing Unitの略で、グラフィックス表示に必要な計算処理を行い、メインCPUを補助する集積回路。
*HMI ヒューマンマシンインターフェース(Human Machine Interdace)の略。
*GUI グラフィカルユーザインタフェース(Graphical User Interface)の略。


【富士通テンとは】 http://www.fujitsu-ten.co.jp/
富士通テン株式会社は、富士通株式会社・トヨタ自動車株式会社・株式会社デンソーが出資する1972年設立の、世界トップレベルの自動車用電子機器メーカーです。優れた車載化技術と富士通グループが保有するICTを融合した、オートモーティブエレクトロニクス、カーエンターテインメント製品を世界の主要な自動車製造会社に提供しています。
カーナビゲーション・オーディオの市販品は、「ECLIPSE」をグローバルブランドとして、高い評価を得ています。


【エイチアイについて】 http://www.hicorp.co.jp
エイチアイは、組み込み機器向けに、グラフィックス描画関連製品、UI開発ソリューション製品を、通信キャリア様およびモバイル機器やデジタル家電機器などの各種デバイスメーカ様へ提供し、技術領域からデザイン領域に及ぶトータル支援を行っております。また、通信キャリア、サービス事業者様に対し、自社製品の技術およびデザイン力を活用したサービス・アプリケーションの企画・開発・サポートの提供も行っており、自社製品をサービス事業者向けプラットフォームとしてもご活用いただくなど、みなさまに豊かなコンピューターライフをご提案してまいります。

エイチアイは、今後もさまざまなデジタル機器への技術提供を進めるとともに、人の生活を豊かにする製品の創造を目指し、研究開発を進めてまいります。

@Pressリリース詳細ページ
提供元:@Press

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