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賠償額はどれくらい? 事故を起こして信号や電柱を壊してしまった際の対処法

バイクのニュース / 2023年6月6日 9時10分

バイクで事故を起こしてしまい、信号や電柱などを壊してしまうと、賠償額はどれくらいになるのでしょうか。

■もしもの為に知っておきたい!信号や電柱を破損させた時の賠償額

 バイク事故を起こしてしまい、信号や電柱、ガードレールなどの公共物を壊した場合、賠償額はどれくらいになるのでしょうか。

事故でガードレールを壊した場合の平均賠償額は35万円事故でガードレールを壊した場合の平均賠償額は35万円

 損害保険ジャパンの担当者によると、バイクで破損させた場合でもクルマと同様の金額が請求されるとのこと。

 まず、ガードレールの平均額は35万円で、平均額というのは、ただぶつけたり擦ったりした場合の事例が該当します。非常に珍しいケースでは、賠償額が最高1600万円になった事例も過去にはあるようです。

 ガードレールにぶつかったり破損したりしてしまった場合は、ガードレールの所有者に連絡しなければなりません。例えば国道に設置されているガードレールの場合は、国土交通省や政令指定都市、都道府県など管轄先を調べましょう。

 警察が代わりに連絡してくれる場合もありますが、基本的に事故を起こしてしまった本人が連絡した方が良いとのこと。

 そして、電柱の賠償額は平均58万円、最高額としては1900万円の事例があります。信号機を破損させた場合は平均105万円で、過去の最高事例としては1200万円になっているようです。

 このように破損をさせた対象にもよりますが、少しぶつけたり擦ったりしてしまっただけでも30万円以上の賠償額を支払わなければいけない可能性が生じるため、より慎重な運転を心がけるようにしてください。ちなみに、もし物損事故を起こした場合、まずは怪我人の救護が最優先です。

 そして事故の続発を防止するために路上の危険防止措置を図ったら、警察へ通報および事故状況の確認を。最後に、保険会社または代理店への連絡をおこないましょう。

■高額な賠償事例に備えて入っておくと安心な保険はある?

 前述の担当者が話すように、珍しいケースではあるものの賠償額が1000万円を超えるなど非常に高額になることもあります。

 では、こういった高額な賠償事例に備えて入っておくと安心な保険はあるのでしょうか。

事故で壊した電柱やガードレールは任意保険の「対物賠償保険」によって補償される事故で壊した電柱やガードレールは任意保険の「対物賠償保険」によって補償される

 ガードレールや電柱などは、基本的に任意保険の「対物賠償保険」によって補償されます。

 対物賠償保険とは、ガードレールや信号、標識だけでなく、他人の車両を破損させてしまった場合にも適用される補償。

 損害保険ジャパンの公式ホームページにも、以下のように記載されています。「バイク保険にも対物賠償保険は必要です。多重衝突事故や高額な自動車・物への賠償による損害など、多大な出費を余儀なくされる場合もあります。高額な賠償にも備えられるように、保険金額『無制限』をおすすめします」

 保険金額「無制限」で契約した場合、自身が負担する損害賠償責任額がどれだけ高額であっても、支払われる保険金に上限はありません。つまり、高額賠償の事例に発展したとしても補償されるというわけです。

 任意保険はその名の通り加入が義務付けられていない保険ですが、さまざまな補償や特約の恩恵を受けられます。バイクに乗る機会が多い人は、万が一に備えて加入しておくと良いでしょう。

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