クボタが提供する営農支援システム「KSAS」のサービスにIoTネットワークSigfoxを採用
Digital PR Platform / 2024年4月25日 11時50分
農機に後付けできる低コスト・低消費電力のSigfoxデバイスで農作業の効率化を支援
京セラコミュニケーションシステム株式会社(本社:京都市伏見区 代表取締役社長 黒瀬 善仁、以下KCCS)は、株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長 北尾 裕一、以下クボタ)が提供する営農支援システム「KSAS(ケーサス)」のサービスである「KSASシンプルコネクト」に、IoTネットワーク「Sigfox」(※1)が採用されたことを発表します。
[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2748/87173/450_309_202404231052566627147890e34.jpg
農機にSigfoxデバイスを後付け装着したイメージ
世界有数の農業機械メーカーであるクボタでは、国内農業における生産者の高齢化や人手不足などの課題解決策として期待されるスマート農業を推進すべく、営農支援システム「KSAS」を提供しています。KSASは電子地図を用いた圃場管理や作業の記録、進捗状況などを見える化し、生産者の管理業務の負荷を軽減することができるシステムです。通信機器搭載のクボタ製の農業機械(農機)と連携することで作業記録の自動化などが可能になり、より便利に利用することができます。
クボタでは、さらなるサービス向上のために、KSAS非対応の農機に位置情報を把握できる通信デバイスを後付けすることで、KSASとの連携や農機の一元管理を実現できないかと考え、複数の通信方式およびデバイスを用いて実証実験を実施しました。その結果、以下の3点を評価し、KCCSが提供するSigfoxネットワークおよびデバイスを採用いただきました。
(1)充実したデバイスラインナップ
ラインナップからクボタが実現したいサービスに合ったデバイスを選択できたため、開発コストや期間をかけず、迅速に実証試験を実施できたこと
(2)クボタのクラウド環境との接続容易性
Sigfoxネットワークサービスには、データを蓄積するためのクラウド環境が含まれており、データ連携(データ転送/API)も標準で実装されているため、クボタのクラウド環境(KSAS)と容易に連携ができたこと
(3)低コスト
他の通信方式より、長期間運用した際のサービス提供にかかるライフサイクルコストが安価で、クボタが実現したいサービスのコンセプトと合致していたこと
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