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【本日最終話】ボクシングのシーンは、チャウヌの提案で誕生! 「ワンダフルワールド」主要キャストのインタビュー公開

映画.com / 2024年4月13日 12時0分

――スヒョンと親しく、妹のような存在であるハン・ユリを演じたイム・セミさんから見て、ミステリー要素の強い本作で、特に注目してもらいたい部分はどこですか?

イム・セミ:ドラマで起こる事件のなかに、登場人物全員の過去や、彼らに絡んでいる縁など、全てが凝縮されていると思うんです。ですから人として、そのキャラクターを理解したり、共感したりしながらご覧いただくと、より深みのある、ちょっと豊かなドラマの楽しみ方になるんじゃないかなと思います。

――皆さんにとって、撮影で一番記憶に残るエピソードを教えてください。

キム・ガンウ:自分のエピソードというよりもーー、実は、撮影しながら相手役の演技を見て、ここまで感情が動かされたのは、いままでそれほどなかったんです。今回、僕の妻を演じたキム・ナムジュさんの演技を見て、特に彼女が号泣するシーンで、悲しいのは当然ですが、それとはまた別に、非常にエネルギーが求められるシーンだったので、その悲しみを表現する姿を見ながら、同僚の俳優として心配になるほどでした。しかも、(撮影が)長回しでしたから。

チャウヌ:そうですね、イム・セミさんとの共演シーンは、それほど多くはなかったんですが、彼女は、いつも現場で非常に明るくて、エネルギッシュな方なんです。こちらに寄り添ってくれるというか。それも僕に限らず、現場全体にも寄り添ってくれて、とても現場の雰囲気を和ませてくれています。けっこう沈んでいるシーンや、暗いシーンを撮るときも、休憩時間には、彼女にずいぶん元気づけられて、助けられました。

イム・セミ:ありがとうございます。皆さん、本当にいいエピソードばかりで(笑)。私もそれに加えないといけないような、変なプレッシャーを感じています。私は、ウヌさんと絡むシーンは、ワンシーンだけでしたが、そのシーンは私がセレクトショップの代表を務めているという設定で。けっこうピリピリとしたムードで、ふたりが廊下をすれ違うんですが。でも、以前に「女神降臨」という作品でも共演していて、ウヌさんとは、とても仲が良いんです。会うとお互いに、「どっちが先に相手を笑わせるか」と賭けをする感覚で、ジョークを飛ばし合うんです。その日は、すごく真剣なシーンだったんですが、やっぱり、案の定、笑ってしまいましたね(笑)。もうひとつは、チャウヌさんが現場の全員にダウンジャケットを配ってくれたこと。おかげさまで、暖かい冬を過ごすことができました。ありがとうございます。

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