安田顕、チョコ賄賂で記者を誘惑！ 「この意味分かりますよね～!?」と不敵な笑み

俳優の安田顕が12日、都内で行われた映画『俳優 亀岡拓次』の大ヒット御礼舞台挨拶に出席した。

本作は、37歳独身の脇役俳優：亀岡拓次の不器用で愛すべき恋と人生を描いた笑って心温まる奇想天外エンタテインメント。１月30日の公開からメイン館のテアトル新宿をはじめ、大阪、京都など各地の劇場で満席回が続出する盛況ぶり。



安田が客席後方から登場すると、会場に詰め掛けたファンからは拍手と黄色い歓声が！ そして、この日はバレンタインデー直前とあって、本作大ヒットの感謝の気持ちを伝えるべく、サプライズで安田から観客にチョコを手渡しして回った。「どうもありがとうございます！」「ハッピーバレンタイン！」と、ひとりひとりに声を掛けながら笑顔を振りまく安田。これには、ファンも大喜びで、客席を練り歩く安田に向けて、ひと際大きな歓声が沸き起こっていた。



さらに、客席の最前列に歩を進めると「記者の皆さん、ど～も～♪ よろしくお願いしますね～、どうぞどうぞ」と、何と集まった報道陣に向けてチョコを配り出す始末。「ハッピーバレンタイン！ 記者の皆さん、この意味分かりますよね～!?」と、不敵な笑みを浮かべながら「どうも安田でございます。記事を書かれる方はいませんか？ いくらでもお渡ししますからね～」とチョコを賄賂に見立てて配り歩く安田の姿に、会場は大爆笑に包まれた。



昨年は、ドラマ『下町ロケット』（TBS系）をはじめ、映画では、北野武監督作『龍三と七人の子分たち』や園子温監督作『みんな！エスパーだよ！』など話題作への出演が相次ぎ、数多くの作品に引っ張りだこ状態の活躍ぶりだった安田。そんなブレイクぶりに反して、同作の初日舞台挨拶では、山手線で劇場に向かうも誰にも気付かれなかったと自虐的なエピソードを明かし笑いを誘っていたが、「（作品が）公開されて最初の日曜に、渋谷の劇場に観に行ったんですけど……、“気付かれるんじゃないかなぁ”ってドキドキしながら、ポップコーンと亀ちゃんのカメレオンソーダ（本作とコラボしたオリジナルドリンク）を売り場で買って、後ろの席で観てたんですけど誰も気付いてくれませんでした」と嘆き節。エピソードトークで笑いを誘いつつ「ここのシーンは笑ってくれるんだって、お客さんのリアクションを拝見しながら、お客さんに向けて心の中で（感謝の気持ちを込めて）頭を下げさせていただきました」と、劇場での反響ぶりを間近で感じ、とても嬉しかった様子。