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マンションに火災保険が必要な理由って?補償内容にはどんなものがあるの?

ファイナンシャルフィールド / 2020年8月24日 11時0分

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鉄筋コンクリート造のマンションであっても、火災に加えて災害や思わぬ事故など、多くのリスクがあります。火災保険に加入しておけばいざというときに補償が受けられ、近所から被害を受けてしまったときも自分の財産を守れます。
 
今回はマンションの火災保険の必要性と、補償内容の選び方について紹介します。

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マンションに火災保険が必要な理由

鉄筋コンクリート造のマンションは木造一軒家とは違い火事に強いですが、マンションにこそ火災保険は必要です。
 
マンションは構造上、上下左右の住民と壁一枚でしか仕切られていません。万が一災害が起きてしまったとき、隣近所に被害を及ぼしてしまう、逆に隣から被害を受けてしまう可能性もあります。
 
また日本の「失火責任法」では、火元に重大な過失が認められなければ損害賠償請求ができないことになっています。自分の家を自分で守るためにも、火災保険に加入しましょう。
 

マンションの火災保険の対象は「専有部分」

分譲マンションの建物は、「共用部分」と「専有部分」とに分けられます。
 
共用部分とは住民がみんなで使うスペースで、廊下や階段などはもちろん、窓、避難経路にもなるバルコニーも対象です。
 
一方専有部分とは自宅の室内、独立して自分が自由に使えるスペースを指しています。そのため共用部分の火災保険は管理組合が、専有部分の火災保険については自分がかけることになります。
 

賃貸では「借家賠償責任」「賠償責任」特約付きの火災保険に入ろう

賃貸マンションに住むことになったときも、火災保険に加入しましょう。もしも火災などで部屋にダメージを負わせてしまった場合、大家さんに賠償するための原状回復費用と、自宅の家財費用とを補償できます。
 
賃貸の場合は大家さんに対しての「借家賠償責任」と、漏水による水ぬれの補償などのために「個人賠償責任」が付いた火災保険への加入を求められることが多くあります。個人賠償責任は火災保険以外にも傷害保険や自動車保険の特約で扱うことも多いので、 加入済みの保険に付いていないかを確認しましょう。
 

意外に多い?火災保険の補償内容

火災保険では火災のほか風災と水災、落雷などの災害に加え、災害以外の損害についても補償してくれます。

例えば、水道管の水漏れやガス管の爆発、外から何か衝突したなどの予期せぬ事故も対象ですし、盗難による被害もカバー可能です。
 
商品によっては、自宅が出火原因のときに隣近所の損害もカバーできる「類焼損害補償特約」や、事故のときに保険金とは別の一時金がもらえる「臨時費用補償特約」などをプラスして、さらに補償を手厚くできます。
 

カスタマイズ型で自分に合う補償内容を選ぶ方法も

パッケージ型の火災保険は、先に挙げた補償内容の多くがセットにされています。手軽に火災保険を決めてしまいたいという方は、こちらを選びましょう。
 
一方、自分に必要な補償だけを選びたい方向けにカスタマイズ型の商品もあります。住むことになったマンションではどんな災害が起こりそうか?または自分たちはどんな生活をするのかをイメージすると、必要な補償を選びやすいでしょう。
 
例えば高い階に住むのなら水災補償は不要でしょうが、上階からの水漏れ補償は必要です。また、竜巻や大きな雹による風災補償も付けておくと良いのではないでしょうか。
 

地震保険は付ける?付けない?

火災保険では自然災害の多くは補償できても、地震と津波、噴火による被害は補償の対象外になります。一部の商品には地震による火災に遭った場合、火災保険の5%ほどの額を受け取れる「地震火災費用保険金」がありますが、地震保険の補償内容とは異なります。
 
地震保険は単独ではなく、火災保険とのセット契約が必要。また、すでに火災保険に加入している場合でも、後から地震保険をプラスできます。
 
補償金額は火災保険の保険金の3割から5割で、建物は5000万円、家財は1000万円までと決められています。地震保険の支払いには修理の見積もりが不要なため、損害の程度に応じた額が比較的早く受け取れることもあります。
 

マンションに住む前には火災保険もあわせて検討しよう

マンションに住むことが決まったら、火災保険も忘れずに契約しておきましょう。自分が起こしてしまった損害に加えて、隣近所から被ってしまった被害にも対応できますし、火災だけでなく多くの災害などに対して補償を受けることが可能です。
 
上下左右の住民とは壁一枚しか隔たりがない状況ですから、賃貸でも「個人賠償責任保険」付きの火災保険を選ぶことをおすすめします。地震保険もセットで加入すると、さらに安心度が増すでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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