日本は「ドーハの惨事なかった」 韓国との明暗に母国注目「危機を克服した」
FOOTBALL ZONE / 2024年4月30日 11時50分
■イラクに2-0で勝利
大岩剛監督率いるU-23日本代表は、4月29日にアジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップ準決勝のイラク戦に臨み、2-0の勝利で8大会連続の五輪出場を決めた。1993年の「ドーハの悲劇」を思い起こす対戦カードとなったなか、韓国メディアは「『ドーハの惨事』なかった日本」と報じている。
日本は前半28分、MF藤田譲瑠チマが最終ライン背後に落とす絶妙なボールを送るとFW細谷真大が反応して抜け出し、今度は左足のシュートモーションからターンして右足で流し込んだ。エースの2試合連続ゴールで先制した日本は、前半42分にDF大畑歩夢、藤田、FW荒木遼太郎と速いパスがつながり、最後は荒木がGKとの1対1を冷静に決めて2-0とリードしてハーフタイムへ入った。
後半はあとのないイラクが出足の鋭さを見せる立ち上がりになったが、日本はGK小久保玲央ブライアンを中心に無失点で試合を進めた。ピンチも迎えたが、このまま2-0で乗り切って勝利。8大会連続の五輪出場を決めた。
1993年の「ドーハの悲劇」を彷彿とさせるイラク戦。だが、結果的に完封勝利でチームは白星を手にした。これに韓国スポーツ紙「MKスポーツ」は「『ドーハの惨事』なかった日本、イラクを破り8大会連続五輪進出 8年ぶりにアジアトップを狙う」と見出しを打って報道。前半2-0とリードを奪った日本に「後半も終始イラクを圧迫し、雰囲気を盛り上げなかった。イラクの反撃も小久保が守り、危機を克服した」と粘りの守備を称えていた。
一方の韓国は準々決勝でインドネシアに敗れ、10大会連続の五輪出場ならず。まさに“ドーハの惨事”となっていた。
日本は優勝した2016年のリオ五輪最終予選も切符を懸けてイラクと対戦。弾みをつけた大岩ジャパンはこのままアジアの頂点を狙う。(FOOTBALL ZONE編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
8大会連続五輪出場決定、大岩監督のメッセージを感じる采配/六川亨の日本サッカーの歩み
超ワールドサッカー / 2024年4月30日 20時0分
-
JFA宮本会長「チームは生き物だと改めて感じた」 8大会連続の五輪出場を受けコメント発表
FOOTBALL ZONE / 2024年4月30日 9時39分
-
「韓国とは違う」 日本の“8大会連続”出場決定…記録ストップの母国悲嘆「格差を縮めた」
FOOTBALL ZONE / 2024年4月30日 8時50分
-
「韓国に負けた日本」がパリ五輪出場決定 大岩Jに今大会唯一の土をつけた韓国が速報
FOOTBALL ZONE / 2024年4月30日 4時54分
-
「ホッとしました」 U-23日本代表、大岩監督はパリ五輪出場権獲得に安堵
FOOTBALL ZONE / 2024年4月30日 4時34分
ランキング
-
1レーバークーゼンが歴史的快挙!ドイツ1部史上初シーズン無敗優勝達成 クラブ初の“欧州3冠”へ弾み
スポニチアネックス / 2024年5月19日 0時28分
-
2宮田笙子、NHK杯13年ぶり3連覇で初五輪切符 岸里奈、岡村真、中村遥香が五輪代表決定
スポーツ報知 / 2024年5月18日 16時12分
-
3巨人・坂本勇人「いい感じで打てました」 “ミスター超え”187度目猛打賞
スポニチアネックス / 2024年5月18日 19時32分
-
4大谷翔平、メジャー8冠→5冠に後退 4の0で2試合ぶり無安打…リーグでは7冠
Full-Count / 2024年5月19日 12時38分
-
51014億円男・大谷翔平が生んだ“今季最高”の光景 米国でも話題沸騰「大金が支払われた理由」
THE ANSWER / 2024年5月18日 19時33分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください