U-17日本女子、電光石火の先制弾 豪州戦でスタメンFW“胸トラップ→反転シュート”炸裂

■U-17女子アジアカップのグループ第2戦で豪州と激突

　U-17女子日本代表は5月10日、インドネシアで開催されているU-17女子アジアカップ・グループリーグ第2戦オーストラリア戦に臨み、前半3分に先制ゴールを奪った。

　この試合の前に行われた中国とタイの試合で中国が3-0と勝利したため、日本はオーストラリアに勝てば準決勝進出が決まる。4-0で快勝した初戦のタイ戦から、先発8人を入れ替えたなか、最高のスタートを切った。

　立ち上がりからプレッシングでオーストラリアを苦しめた日本は、前半3分に自陣からロングボールを最前線に送る。この試合、1トップで先発起用されたFW佐藤ももサロワンウエキが、このロングボールを胸トラップで収めて前を向く。そのままゴールへ向かい、左足を振り抜いて先制ゴールを決めて見せた。

　その後、前半10分には左サイドのクロスに再び佐藤がダイレクトで合わせて追加点を奪取。試合序盤でリードを2点に広げた。

　過去最多4度の優勝を誇るリトルなでしこだが、決勝トーナメント進出に向けて、幸先の良いスタートを切っている。（FOOTBALL ZONE編集部）