日本ハム5点差追い上げるも…9回に痛恨の同点 延長11回で引き分けに 6日ファーム結果

DeNA2軍戦で安打を放った日本ハム・奈良間大己【画像：パーソル パ・リーグTV】

■奈良間が2安打2打点で打線牽引

　日本ハムは6日、DeNAとのイースタン・リーグ公式戦（鎌ケ谷）を戦い、6-6で引き分けた。最大5点差を追い付いたものの、あと一本が出なかった。

　日本ハムの先発・田中瑛斗投手は、2回に小深田大地内野手の適時打などで4点を失う。3回に無死一、三塁のピンチを背負ったところで降板。代わった齊藤伸治投手は併殺に打ち取るも、その間に走者が生還し、スコアは0-5に。齊藤は4回からの2イニングをそれぞれ3人で退け、6回からの2イニングは柿木蓮投手が無失点に抑える。

　打線は5点を追う6回、清水優心捕手の適時打で1点を返すと、なおも2死一、二塁の好機で、相手の悪送球の間に走者が生還。さらに失策から4-5と1点差に詰め寄る。8回には、水谷瞬外野手の安打などで2死二、三塁の好機を得ると、奈良間大己内野手が2点適時二塁打を放ち、6-5と逆転に成功した。

　しかし9回、5番手・石川直也投手が犠飛を浴びて、試合は振り出しに戻る。延長10回からは福田俊投手、山本拓実投手がそれぞれ1イニングを無失点に抑える。最終11回は、奈良間が安打で出塁するも、得点に結び付かなかった。（「パ・リーグ インサイト」谷島弘紀）

（記事提供：パ・リーグ インサイト）