1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[選手権予選]12年高校総体日本一の三浦学苑「絶対神奈川制覇」へ初戦突破:神奈川

ゲキサカ / 2014年9月23日 10時46分

[選手権予選]12年高校総体日本一の三浦学苑「絶対神奈川制覇」へ初戦突破:神奈川

[9.21 全国高校選手権神奈川県予選2回戦 東海大相模高 1-2 三浦学苑高 横須賀リーフスタジアム]

 21日、第93回全国高校サッカー選手権神奈川県2次予選2回戦が行われ、12年全国高校総体優勝の三浦学苑高と東海大相模高との一戦は、2-1で三浦学苑が勝った。三浦学苑は10月12日の3回戦で横浜創英高と対戦する。

 12年の全国高校総体では神奈川第2代表として初出場。決して前評判が高かった訳ではなかった三浦学苑が徳島商高との初戦を2-0で制すと、堅守とオープン攻撃で一条高、前橋商高、静岡学園高、立正大淞南高と伝統校を連破して決勝進出を果たす。完全に勢いづいたチームは決勝でも武南高を2-1で破り、初出場初優勝の快挙を達成。ヤンチャな選手たちが技術と勢いによって、神奈川県内で未だ1度も優勝したことのない三浦学苑の名を全国に知らしめた。

 ただ、その後はなかなか結果が出なかった。周囲から高い評価を得ている今年も関東大会予選では準優勝したが、全国高校総体予選では準々決勝で向上高に苦杯。全国屈指の激戦区・神奈川で厳しい戦いを強いられてきたが、主将の左SB熊谷崇大主将(3年)が「神奈川制覇という目標を掲げている。関東あとひとつで逃して、インターハイは上手くいかなくて、残り選手権に選手権へかける思いはみんな強い。絶対神奈川制覇して選手権へ行きたいです」と誓うように、選手たちは今大会で悲願の神奈川制覇を果たし、もう一度全国で三浦学苑の名を広めるつもりでいる。

 神奈川の頂点へ向けた戦いのスタートは簡単なものではなかった。枝村隼人監督が「東海大相模も勢いあっていいチームでした」と語ったように東海大相模はポゼッションから左FW長谷川修平主将(3年)と右FW光本拓史(2年)の突破力を活かした攻撃を特長とする好チーム。それでも三浦学苑は立ち上がりから、テクニカルな選手揃うアタッカー陣と大型SB熊谷の攻撃力で相手を押し込んだ。

 5分、MF菊池大樹(2年)の1タッチのラストパスからFW塚原海人(3年)が左足シュート。10分には再び菊池の1タッチパスから熊谷がPAへ決定的なクロスを送る。そして13分にはインターセプトしたMF高橋一矢(3年)が右足ミドル。攻勢に試合を進めた三浦学苑は15分、CKのクリアボールを左サイドでつなぎ、菊池が左足クロスを入れる。MF斉藤健太(3年)が競ってファーサイドへ流れたボールを拾ったCB若旅拓矢(3年)が、縦に持ち込んでから「マークを外してもらって自分がフリーになった。シュートはファーサイドを狙って決めました」と右足でゴールへ流し込んでスコアを動かした。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください