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「NIKE MOST WANTED」は残り1日!存在感増したMF高梨、MF波田野の日本人コンビ

ゲキサカ / 2016年5月1日 4時42分

 対して高梨は6対6では攻撃側をコントロール。ボールに誰より多く絡み、崩しの中心となっていた。右サイドをワンツーで崩してゴールをお膳立てしたほか、自らもファーストタッチでDFをかわしてGKとの1対1を制してゴール。スキルと判断力の高さを示すMFについては他国の関係者からも賞賛する声があったほどだ。「いるところにいればボールは入ってくる。完璧ではないですけれども、楽しかった。上手く行けば楽しいというのがあるので。コミュニケーションもだいぶできるようになってきて悪くはなかった」。完璧ではないものの、充実した内容に笑みがこぼれた。

 昨年は6人が勝者として「NIKE ACADEMY」入りする権利を勝ち取った。昨年の渡邊凌に続いて今年も日本人選手が世界に認められて勝者となるか。ともに“日本代表”として「グローバルファイナル」を戦い、協力しあってきた高梨と波田野だが、最も頼りになる仲間はライバルでもある。互いの評価について高梨は「Aグループでは海が結構上の方にいると思う。突っかかっている部分もあるけれどチャレンジする部分がいいところ」と波田野を認め、波田野は「(自分は)日本人でも合わないことがあるけれども、(個人の印象として)アイツ(高梨)は外国人、日本人関係なく合うので凄い上手い印象」とより高梨の方が力を発揮していると分析する。彼らは身近な存在含めたライバルたちを上回るという思いを持って、最終日の選考試合に臨む。

「(Aグループのシステムは)4-4-2で行くという話でボランチだったらさばくだけじゃなくて、ドリブルやスルーパスを入れてチームが勝てるようにすれば上がっていくかなと思います」(高梨)、「仕掛けるところは自分の得意なところでもあるので、高い位置で受けたらどんどん仕掛けていって、ボールが落ち着かない時間帯では技術を活かして受けられる回数を増やして起点となったらいいと思います。今のチーム(Aグループ)しか見ていないですけど、今のチームを見ていたら行けるなと思います」(波田野)とそれぞれが意気込む最終日。ゲームの出来が未来を大きく左右することになるが、彼らが勝ち抜くチャンスは十分にある。チームから課されているテーマの中で個々の特長を出して、最後のアピールをして「NIKE ACADEMY」を果たし、目標である海外プロへの道を切り開く。

(取材・文 吉田太郎)

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