「今度は私たちが」Jリーグ東北拠点の4クラブが連携、能登半島地震復興支援プロジェクト発足

東北4クラブ「今度は私たちが」

　Jリーグで東北地方にホームタウンを置くいわてグルージャ盛岡、ベガルタ仙台、いわきFC、福島ユナイテッドFCの4クラブが25日、能登半島地震の復興支援として「東北connectプロジェクト」を立ち上げた。

　各クラブは「私たちは東日本大震災を経験し、全国の方々よりご支援をいただきました。今、不自由なくサッカーができていることに感謝し、今度は私たちが被災地のみなさまが少しでも早く日常を取り戻せるよう、笑顔になってもらえるよう貢献したいと考え、本プロジェクトが生まれました」と説明している。

　4クラブが連携する第1弾は仙台の富田晋伍クラブコミュニケーター、金沢の廣井友信氏などが参加し、今月26日と27日に実施。仙台、福島、いわきが実施した募金活動で集まった義援金をカターレ富山とツエーゲン金沢に渡すほか、仙台のチアリーダーチームを派遣して避難生活を送る人々を対象にストレッチなどの健康サポートとストレス緩和に繋げる活動、北陸観光PR活動、避難生活者にチューリップの贈呈を行う。

　今後も東北4クラブが連携し、継続的な支援活動を行うようだ。
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