J1月間MVPに輝いた平河悠、日の丸を背負った戦いで限界突破へ「平均的なスピードは上がっている」
ゲキサカ / 2024年4月19日 16時43分
強烈サイドアタッカーの勢いは止まらない。U-23日本代表のMF平河悠(町田)はU23アジアカップのグループリーグ初戦・中国戦で先発入りして後半22分までプレー。「代わったときもまだ行ける体力は全然残っていた」と振り返った。
2・3月度の「2024明治安田Jリーグ KONAMI月間MVP」を受賞した平河は、U-23日本代表の常連となっている。3月の代表活動で初ゴールを挙げると、パリオリンピック出場権を手にするためにカタールに赴いた。
中国戦では左サイドで起用され、後半22分までプレー。DF西尾隆矢(C大阪)の退場で負担は増えてしまったが、平河は攻守で存在感を見せ続けた。「100%であの時間帯まで出し切った。相手のSBが高い位置を取る分、引っ張られることも多かった。だけど、とにかく失点しないためのポジショニングと対応はできた」と手応えを語った。
持ち味の高速スピードはいまだ上昇中だという。「日によって変わるが1~2km/h。去年よりも平均的なスピードは上がっている。走行距離、加速もずっと上がっている」。その要因を「体作りでそこはしっかりできている」と振り返った。もうひとつの特徴であるスプリント数は、J1リーグトップを記録。日の丸を背負うスプリンターとしてFW前田大然(セルティック)との比較には「さすがにあんなに速くない。あんな楽には出していない。自分はがんばって出しているほう」と謙虚に笑った。
リーグトップの成績を残した要因には、FC町田ゼルビアのスタイルを挙げた。「町田のスタイル的にサイドは必要な能力。守備でだいぶ出ているところもある。その回数は町田だからかなと思う」。クラブの好調とともに、自身も加速度的に成長する。日を追うごとに変化し続ける真価を発揮し、パリ五輪への道を突き進んでいる。
(取材・文 石川祐介)
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