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バイエルンとのCL準決勝第1戦はドロー…レアル指揮官「ベストな試合ができなかった」

ゲキサカ / 2024年5月1日 16時56分

試合を振り返ったカルロ・アンチェロッティ監督

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝第1戦が1日に行われ、レアル・マドリーは敵地でバイエルンと2-2で引き分けた。試合後のカルロ・アンチェロッティ監督のコメントをイギリス『ガーディアン』が伝えている。

 レアルは前半24分にMFトニ・クロースのスルーパスからFWビニシウス・ジュニオールが決めて先制したが、後半8分に個人技からFWレロイ・サネに同点弾を献上。その4分後にはFWハリー・ケインにPKを沈められ、逆転を許した。それでも後半37分にFWロドリゴ・ゴエスが起死回生のPK獲得。同38分にキッカーのビニシウスが確実に蹴り込み、そのまま2-2でタイムアップとなった。

 アンチェロッティは『TNT』のインタビューで「面白いオープンな試合だった。もっといいプレーができたはずだ。ベストな試合ができなかった。低いブロックに問題があったし、インテンシティが足りなかった。後半のスタートは良かったが、いい時間帯で2失点してしまった。同点に追いつくエネルギーと気質はあった」と言及。8日にホームで開催される第2戦に向け、「2試合目はエキサイティングでオープンな試合になるだろう。何が起こるか分からない」と語った。

 また、一時勝ち越しとなるPK弾を挙げたバイエルンのケインは「少し残念だ。2-1になってからも、特にセットプレーから2、3回はいいチャンスがあったんだけどね。これがチャンピオンズリーグ準決勝なんだ。レアル・マドリーは間違いなくヨーロッパでもトップクラスのチームだし、1、2回のアクションでやられてしまうこともある」とドローを悔やみつつ、「全ては来週次第だ。今日のようなプレーができれば、来週もチャンスはあるはずだ。ただ、それをモノにできなければならない」と意気込んだ。
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