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リバプールは圧勝ムード一転もサラー弾などで4発勝利!! トッテナムはCL出場に黄信号

ゲキサカ / 2024年5月6日 2時31分

リバプールが勝利

[5.5 プレミアリーグ第36節 リバプール 4-2 トッテナム]

 リバプールは5日、プレミアリーグ第36節のトッテナム戦で4-2の勝利を収め、優勝争いに踏みとどまった。

 前半8分、リバプールはFWモハメド・サラーが右サイドをドリブルで持ち運び、左足でアウト回転のクロスを送る。ボールはゴール方向に飛んだが、クロスバーに阻まれた。直後の9分にはサラー、MFハービー・エリオットとゴール前で立て続けにシュートを放つも、GKグリエルモ・ビカーリオのセーブとDFクリスティアン・ロメロのブロックに遭って先制点には至らない。

 それでも前半16分、FWコーディ・ガクポがカットインからクロスを送るとファーサイドでサラーが合わせ、ゴールネットを揺らす。先制したリバプールはその後もゴールに迫り続け、MF遠藤航は積極的なプレスでボールを奪うなど、トッテナムの攻撃を早い段階でストップした。すると同45分、DFトレント・アレクサンダー・アーノルドのクロスをDFアンドリュー・ロバートソンが折り返し、サラーがシュートする。これはGKにセーブされるも、こぼれ球をロバートソンが押し込んで2-0とした。

 後半もリバプールの勢いは止まらない。後半5分、エリオットのクロスをガクポがヘディングシュートで決めてリードを広げた。同9分、前半を1本のシュートで終えたトッテナムはFWブレナン・ジョンソンがヘディングシュートするもGKアリソン・ベッカーにセーブされた。逆に同14分、エリオットが鮮やかなミドルシュートを決めて4点差とした。

 ユルゲン・クロップ監督は後半19分、遠藤とロバートソンに代えてMFステファン・バイチェティッチとDFジョー・ゴメスを投入する。バイチェティッチは負傷からの復帰戦で今季のリーグ戦初出場となった。

 トッテナムは後半28分、ジョンソンが右サイドを抜け出してゴール前にボールを送ると、FWリシャルリソンがフリーで合わせて1点を返した。さらに同32分、左からのクロスをリシャルリソンが落とすとFWソン・フンミンが右足で決めて2点差に迫る。

 ただトッテナムの反撃もここまで。リバプールは圧勝ムードから課題を残す展開になったが、3ポイントを獲得して逆転優勝の可能性を残している。一方、敗れたトッテナムは残り3試合で1試合消化の多い4位アストン・ビラと勝ち点7差のままとなり、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場に黄信号が灯っている。
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