WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた【二刀流の血脈 世界に誇るパワー編】#5
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月24日 9時43分
大谷は試合後の筋トレで227kgを何度も軽々と…(C)共同通信社
【二刀流の血脈 世界に誇るパワー編】#5
ドジャースで活躍する大谷翔平(29)はいかにして世界屈指のパワーを手に入れたのか。
日刊ゲンダイが過去に連載した「秘話 大谷翔平『二刀流の血脈』」をパワーに焦点を当てて再編し、その軌跡を紐解いていく。【第4回】からつづく。
◇ ◇ ◇
パワーが炸裂したのが昨23年。44本塁打で自身初、アジア人初のタイトルを獲得したのだ。
39本でリーグ2位のガルシア(31=レンジャーズ)は148試合、38本で3位のロバート(26=ホワイトソックス)は145試合での数字だが、大谷は彼らより少ない135試合で2位以下を大きく引き離す本塁打をマークした。
メジャーの本塁打王はある種、特別な意味を持つ。打率や最多勝や最多奪三振などのタイトルとは位置付けがワンランク異なると言っても過言ではない。メジャー最多12回の本塁打王になったベーブ・ルースがいまだ神様扱いなのは、本塁打がそれだけ価値あるものだから。98年のマグワイアとソーサの本塁打王争い、01年のボンズの73本塁打に全米が熱狂したのはその証しだ。
米紙コラムニストのビリー・デービス氏によれば「相手を力でねじ伏せるのをよしとするのが米国人気質とも言える」とか。
23年3月のWBCのさなか、日本代表メンバーだったヌートバー(26=カージナルス)は、大谷は試合後の筋トレで500ポンド(約227キロ)を何度も軽々と持ち上げると舌を巻いた。
大谷は米国で「ユニコーン」と呼ばれる。伝説上の生き物になぞらえるのは、投手としても結果を残す本格的な二刀流選手ということはもちろん、現役のメジャーリーガーが仰天する米国ナンバーワンのパワーヒッターになったことが大きい。(つづく)
◇ ◇ ◇
一方、2023年は「打って投げて休みなし」の状況に体が悲鳴を上げ、右肘靭帯がパンクした年でもある。
●関連記事【続きを読む】…では、それらの出来事について詳しく報じている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
制球とスピード、相容れない2つを両立させて球界の常識を覆した思考回路【大谷翔平「二刀流の血脈」父の教えと投打のスケールアップ編】#3
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月10日 16時0分
-
「コーチの助言を忠実に実行した話は聞かない」プロ入り後も今も揺らがぬ打撃の軸【大谷翔平「二刀流の血脈」父の教えと投打のスケールアップ編】#2
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月9日 16時0分
-
大谷の2023年は「打って投げて休みなし」…体が悲鳴を上げ、右肘靭帯がパンクした【二刀流の血脈 世界に誇るパワー編】#6
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月25日 14時0分
-
22年は尻回りが推定1.5倍に増大、投げても打ってもMLBトップクラスの数値を量産した【二刀流の血脈 世界に誇るパワー編】#4
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月23日 14時3分
-
「ダルよりすごい」ムキムキボディーに球団職員が仰天!プロ3、4年目で中田翔より打球を飛ばした【二刀流の血脈 世界に誇るパワー編】#3
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月23日 8時23分
ランキング
-
1米サイト「驚きのトレード候補7人」に菊池雄星の名前 ブルージェイズ低迷で
東スポWEB / 2024年5月10日 10時18分
-
2大谷141m弾を超えるメジャー最長弾に「オーマイグッドネス」 呆れ笑いするしかないジャッジ9号
THE ANSWER / 2024年5月10日 12時10分
-
3宮城大弥 左大胸筋損傷で登録抹消 オリファン衝撃「終わったな…」「由伸、福也戻ってきて」と落胆の声
iza(イザ!) / 2024年5月10日 16時28分
-
4止まらぬ日本企業のドジャースとのスポンサー契約「大谷翔平は金儲けの機械だ」
東スポWEB / 2024年5月10日 14時28分
-
5村上佳菜子「大事な弟」宇野昌磨の引退発表にエール…「お疲れ様だよ!」「命かけてお互い練習してきた」
スポーツ報知 / 2024年5月10日 10時42分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください