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【エアアジア機・関連】エアバスA320は、日本のLCCも採用する信頼機

Global News Asia / 2014年12月28日 23時32分

ANA全日空系LCC。バニラエアのエアバスA320(2014年10月導入の新鋭機・資料写真)

 2014年12月28日、マレーシアのメディアによると、インドネシアのスラバヤから、シンガポールに向け飛行中の、マレーシアに本部のあるLCC・エアアジア機(8501便)が消息を絶った。記録的な悪天候で、積乱雲に突入して操縦不能になり、救難信号を出すことも出来ず墜落したのではないかという見方が広がっている。海からの捜索は夜通し行い、空からの捜索は明日夜明けから再開する。

 消息を絶ったエアバスA320型機は、エアアジアグループが150機以上保有する汎用機で、世界で6000機以上が飛んでいる。日本でもANA全日空、スターフライヤー、LCCのピーチ・アビエーション、ジェットスター・ジャパン、バニラエアが採用するベストセラー機。これまで、機種に起因する、大きなトラブルは報告されていない。

 A320は客室の適応性や快適性が高く、航空会社の収益力を効率よく上げられるように設計されている。運航コストの削減を実現し、100席から220席クラスでは最も高い運航共通性と経済性を両立している優れた航空機。

 LCCエアアジアグループは、このA320を主力機にして急速に路線を増やしていた。これまで大きな事故もなかったことから、観光客だけでなく、ビジネス客の利用も取り込み、アジアの主要なエアラインとしての存在を示していた。
【編集 : 高橋大地】

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