勤勉だった人民は幻「崩壊する、壊れる、中国」
Global News Asia / 2024年3月10日 12時0分
報道されること、偉い人が唾を飛ばしながら言うこと、案外大ウソが多い。その国にいる国民、特に若者は辟易してやる気も出ないが本音かもしれない。中国の若者の中には「寝そべり族」と呼ばれる人たちがいる。
自分が楽しめる時間を過ごす分だけしか稼がない。最低限度しか働かない…それは案外いいことだと思うけれどな。
頻繁な残業に上司のパワハラ。アパレル業界というところは、数年で給料が頭打ちになるのに、自社ブランドの服を自前で買い、似たような服だらけに部屋になってしまう。もうそれだけでも、最低限度以下の生活を強いられていた。
一念発起。週一、在宅で旅行会社の仕事をしている。その他の時間は、入れ墨師の見習いになり、将来は、ファッションタトゥー業界で一山あてるのだそうだ。
このような状況になったのは、中国発症のコロナ渦から。大学を出ても今までの流れでは人生を進められなくなったから。それでも若者たちは、給料の相場が如実に下がっている会社に入って流れに乗りたいとがんばった。
しかし、そこに意味がないことを、この約4年の間で思い知った。1995年から2010年生まれのZ世代と呼ばれる年齢層は、2億8000万人ほどいる。若干はがんばっているので、中国経済はかろうじて保っているようなものである。
経済は減速しているのに、社会格差はそのまんまだ。政府の統制は厳しくなるばかり。どこに中国にいる自分の未来に希望を抱けるだろうか。
寝そべっていれば、時に踏まれることもあるが、みんなは避けて通る。寝そべっている間に熱中症にならず凍死もしなければそれでいい。多くは望まない。多くは望まないところで、鍛錬を積み、中国ではない世界での成功の覚悟をする。中国にいたって下層をいきるのであれば、自分が好きな国で生きるのも人生。
大人たちは、マンションなど不動産投資を海外に求め中国を捨てようとしている。若者は自分の可能性を信じ海外で生きようとしている。大国中国は幻、もう先細りしかないのかもしれない。
【編集 : fa】
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