「伸びた企画」は使い回しOK!? …Instagramで“バズる”条件【SNSのプロが解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年5月5日 17時30分
(※写真はイメージです/PIXTA)
InstagramをはじめとするSNSは、ユーザーとして楽しむだけでなく、稼ぐ手段にもなります。バズるためのポイントを見ていきましょう。SNSコンサルタントであるカイシャイン氏の著書『3ヶ月で1万フォロワー・月10万円を叶える 革命的に稼げるインスタ運用法』(KADOKAWA)より、アカウントの運用のコツを紹介します。
フィードとリールの違いとは
アカウントの運用を始める前に、フィードメインで投稿するか、リールメインで投稿するか、半分ずつ投稿するかを考えます。
参考にする投稿のリストアップやデザイン探しを効率よく行うためです。フィードとリールの違いを改めて確認しておきましょう。
Instagramの公式見解によると、フィードかリールのどちらかを優遇しているという事実はないとのこと。
写真が好きなユーザーにはフィードを、ショート動画が好きなユーザーにはリールを多く表示しており、発見タブに表示されるフィードとリールの割合はユーザーごとに異なります。
しかし、左の比較表を見ると分かるとおり、リールにはフィードよりも表示場所が多く、リーチを獲得しやすいという強みがあります。
また、Instagram以外のSNSでもテキスト・静止画よりショート動画の機能が拡張されており、リールを作成すれば複数のプラットフォーム(TikTok、YouTubeショート、LINEVOOMなど)へ展開可能です。
ゆえに、今からInstagramを始めるならリールへの参入はマスト。
フィードは目的を持って自分で情報を探しにきた能動的なユーザーにリーチできる、つまり視聴態度が受動的なリールよりもフォロワー転換率が高い傾向にあるものの、表示場所が少なく新規参入が難しいです。
フィードメインで頑張るよりも、質の高いリールを作って再生回数を伸ばす方が参入難易度は低いと考えられます。
伸びた企画は使い回しOK!
リールがバズる要因としては、動画の構成や音声など複数の要素が挙げられますが、そもそもの企画テーマ自体がユーザーにウケたとも考えられます。
再生数が伸びたリールをフィードに作り直して投稿すれば、同じようにバズる可能性が高いです(その逆も然り)。自分のアカウントで伸びたリールはフィードとして、伸びたフィードはリールとして、再編して投稿してみましょう。
また、競合アカウントでバズっているリールのテーマを抽出してフィードに展開し直せば、コンテンツが似てしまうことがなく、バズる可能性を担保した状態で投稿できます。
〈POINT〉リールで新規ユーザーにリーチし、フィードで保存やフォローにつなげる
インスタで“バズる”ための条件
フィード投稿を拡散させる(発見タブに載せる)ために意識しておきたいポイントは2つです。
①フォロワーとのコミュニケーション量②初速のエンゲージメント
初速のエンゲージメントを左右するのは、ハッシュタグ検索で流入するフォロワー以外のユーザーではなく、ホーム画面から新規投稿を見て最初にリアクションをくれるユーザー=フォロワーです。
つまり、①も②も「バズりたいならまずは全ユーザーの中でフォロワーを最も大切にしましょう」ということを意味しています。
〈POINT〉フォロワーと積極的にコミュニケーションをとってホーム率を高め、初速のエンゲージメントを獲得できればバズる
初速のエンゲージメントを高める方法
初速のエンゲージメントを高める企画の立て方やストーリーズの運用法については後ほど解説しますが、ここではちょっとした小ワザと注意点をご紹介します。
まず、フィードに投稿する画像は一般的な正方形サイズではなく、1080ピクセル×1350ピクセルの縦長サイズで作成してみてください。
画面占有率が上がる、つまりホーム画面で目立つので投稿を見てもらいやすくなります。
ただし、プロフィール画面や発見タブでは正方形にトリミングされた状態で表示されるため、文字や見切れさせたくない要素は中央(1080ピクセル×1080ピクセルの範囲内)に配置する必要があります。
また、投稿後は各画像が正しく反映されているかどうか必ず確認しましょう。フィードで複数枚投稿をすると、複数枚が同じ画像に置き換わる、画像が真っ黒になるなどのエラーが起きる場合があるからです。
エラーに気づかず放置すると、クオリティの低い投稿としてユーザーに離脱され、初速のエンゲージメントが落ちてしまいます。
〈POINT〉フィードは画面占有率の高いアスペクト比4:5の縦長サイズで作成し、投稿後はエラーが発生していないか確認する
カイシャイン
BEASTAR株式会社 取締役
SNS教育系YouTuber
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