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アウディはなぜこんなに売れるのか?【アウディ 2014年のまとめ・前編】

IGNITE / 2014年12月30日 17時40分

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2014年は消費税増税という厳しい経済状況の中、アウディは大きく売り上げを伸ばす年となった。年明けにデビューしたプレミアムコンパクトセダンの「A3セダン/スポーツパック」の成功をはじめとして、リリースしたモデルが次々とヒット。この好調なアウディの販売台数を牽引するニューモデルの魅力に迫ってみよう!


雪のサーキットにコンパクトなセダン……、2014年の“初アウディ”は、意外な場所で見ることになった。年明け早々にデビューした新型「A3セダン」。そのメディア向け試乗会が、真冬の北海道、十勝サーキットを舞台に開催されたのだ。

コンパクトセダン市場は世界的に見れば大きなマーケットではあるものの、ここ日本では縮小傾向で今後の見通しも未知数。その中で敢行したアウディのニューモデル投入は、非常にチャレンジングなものだった。

もちろん、その裏にはアウディらしい緻密な計算と戦略がある。全長4.5m×全幅1.8m以下というボディは、まさに日本の道に“ジャストサイズ”。しかも、同セグメントのライバルは不在と言ってもいい状態なのだ。一方でアウディ自身は価格帯や4WDを重視するブランドアイデンティティから、「スバル レガシィ」をライバルとして挙げていた。やや意外な感じもするが、新しいユーザー層を取り込もうとする意思がそこにはある。

A3セダンは大人を満足させる上質感とプレミアム感がありながら、誰にとっても扱いやすく、リラックスして運転できるクルマである。さらにクワトロ仕様を選べば、北海道のような銀世界でも安心して走りを愉しめる。価格は325万円~。

3月には「A8」シリーズが刷新されている。アウディのブランドロゴには「Vorsprung durch Technik(=技術による先進)」という言葉が添えられているが、フラッグシップモデルのA8にはアウディが誇る先進テクノロジーが初採用されるケースが多い。

今回の注目技術は「マトリックスLEDヘッドライト」。これはLEDのロービームと、25個のLEDを個別に点灯・消灯する自動制御付きのハイビームにより、対向車や先行車が眩しくないように配慮する画期的なライティングシステムのこと。対向車などは最大8台まで検知可能で、照射のパターンは実に10億通りにものぼるという。この新しい技術は、よりセーフティかつ紳士的な交通社会に貢献することだろう。

また、外側に向かって流れるように点滅するLEDウインカーも初採用している。この装備は視認性アップによる安全性はもとより、プレミアムサルーンとしての存在感を増す効果もありそうだ。価格は980万円(V6スーパーチャージャー仕様)から2085万円(W12仕様)まで。

アウディ ジャパン株式会社

(近日公開:まとめ・後編へ続く)

(zlatan)

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