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日本の名刀をその手に!現代刀の展示「刀からあなたは選ばれるのか?」で日本の伝統工芸に触れる

IGNITE / 2024年1月23日 20時15分

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日本が誇る至高の技を目に焼き付けよう。

東京都中央区の「日本橋N11ギャラリー」にて、現代刀の展示「刀からあなたは選ばれるのか?」展が開催となる。期間は1月20日(土)から1月28日(日)まで。現代の名刀を手にし、日本の伝統工芸に触れてみては。

日本の名刀が光る「刀からあなたは選ばれるのか?」展

「日本橋N11ギャラリー」にて、刀鍛冶および刀箱師による「刀からあなたは選ばれるのか?」展がスタートする。

日本刀には、一流の職人たちの伝統が詰まっている。たたら場で三日三晩、炎と砂鉄に向き合い良質な鋼を産む大鍛治や、その鋼を美しく強い刀に鍛えあげる刀鍛冶。さらには、刀を彩る様々な刀装具を誂える金工や、刀身を柄と鞘の内で支える肝心要の金具を作る白銀師。刀を納める器を作る鞘師や、その鞘を彩る塗師。

「刀からあなたは選ばれるのか?」展は、そんな現代刀の主になるチャンスとなるだろう。

「刀からあなたは選ばれるのか?」展アーティスト 刀鍛冶・川崎晶平氏

刀鍛冶として活躍する川崎晶平氏は、1996年に宮入小左衛門行平に入門。その後、2003年には埼玉県美里町に晶平鍛刀道場開設し、同年文化庁長官賞を受賞している。

他にも、文部科学大臣賞、経済産業大臣賞などを受賞し、現在は「日本刀名匠」「全日本刀匠会特待者」として、美しく品位高い作品を世界に届けている。

刀鍛冶・小澤茂範氏

「感動のある刀」を目指して、日々作刀に励む刀鍛冶の小澤茂範氏。

1998年に高野行光師に入門し、2005年に作刀承認・梅林刀剣鍛錬所を設立した。新作名刀展にて「努力賞」、お守り刀展にて「信濃毎日新聞社賞」などの受賞歴を持ち、裸焼きを始めとする新たな技法にも挑戦中だ。

刀箱師・中村圭佑氏

刀箱師の中村圭佑氏は、2017年に刀を初購入した際、美しく飾れるケースが無いため自作を決意。2018年には納得できる作品作りのため退職をし、2020年には外国人が選ぶ日本の良き物「おもてなしセレクション」を受賞している。

現在は、「刀とくらす」をコンセプトに、刀を現代の生活に取り入れる活動を展開中である。

刀を手に取ることができる特別イベントも開催

一般展示とは別に、完全予約制でのイベント「刀選会(受注会)」も開催。また、同時にギャラリートークイベントも開催となる。

実際に刀を手に取ることができるため、貴重なこの機会を逃さないようにしよう。

若手アーティストにフィーチャーした「日本橋N11ギャラリー」

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