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AI PC時代の製品選び 展示会「第33回 Japan IT Week 春」で目にしたもの AI活用やDX化を推進したい企業は要注目!

ITmedia PC USER / 2024年4月25日 18時20分

●QNQPは大容量データ時代のThunderbolt NASを展示

 ネットワークストレージメーカーのQNAP(キューナップ)は、Thunderbolt NAS「TBS-h574TX」や100GbE(ギガビットイーサネット)ネットワークスイッチ「QSW-M7308R-4X」と、その速度を生かすオールフラッシュストレージ「TS-h2490FU」などを展示していた。

 YouTube、TikTok、Instagramなどで動画投稿が身近なものになり、動画編集が一般ユーザーにも広がっている。NASに動画素材を保存し、ノートPCなどクライアント端末からアクセスして編集を行う場合、通信速度が作業効率に影響する。Thunderbolt 4の転送速度は最大40Gbpsなので、高速かつ安定した接続で作業効率をアップできる。

 100GbE対応ネットワークスイッチとオールフラッシュストレージは研究機関や大学、映像制作やデザインを行う企業など、大容量データを高速通信する必要がある組織で重宝するだろう。

●企業のメタバース活用を支援! サードウェーブは「raytrek」を展示

 法人向けPC「ドスパラプラス」を展開するサードウェーブは、企業のメタバース活用を支援する「第2回 メタバース活用 EXPO 春」エリアに出展した。法人向けPC「raytrek」(レイトレック)シリーズのワークステーション、ミドルタワー、コンパクト、ノートの全5機種を展示している。

 raytrekは、高速CPUと高性能グラフィックボードを搭載し、レンダリング処理などで高いパフォーマンスを発揮する。展示機のうち2機ではデモ体験も可能だ。「CINEMA 4D」で制作したファイルをレンダリングソフト「OctaneRender」でリアルタイムレンダリングする様子を確認できた。

 「1秒24フレーム素材のレンダリングに1分かかるのか、30秒かかるのかは、長尺になればなるほど時間の差が開いていく。待っている時間ほど非生産的な時間はない。高速処理できるPCを用意していただければそれだけ生産性が上がる。ドスパラプラスのraytrekは、選択肢が豊富な上、ポートなどを必要に応じて増設するといったカスタマイズも可能なので、企業のニーズにマッチするPCを導入できる」(担当者)

●購入後のメンテナンスが楽になる!――デル・テクノロジーズ

 今回の展示では、「エッジコンピューティング」「AI PC」などが目立ったが、デル・テクノロジーズもCopilotを活用するためのCore Ultra搭載PC「Latitude 5450」などを展示していた。

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