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dynabook R9レビュー - 最新のCore Ultraプロセッサを搭載した「AI PC」の存在意義を考える

マイナビニュース / 2024年5月6日 6時0分

画像提供:マイナビニュース

Dynabook社の「dynabook R9/X」(P1R9XPBL)は2024年2月14日に2024年春モデルとして発表された、14型ディスプレイを搭載したクラムシェルスタイルのノートPCだ。

Dynabookの中の人が「dynabookでRの称号が与えられるというのは名誉なこと」というほど、最上位シリーズの中でも「9」の背番号、いや、シリーズナンバーを背負うR9は、歴史あるdynabookの“旗艦”モデルとしてこれから君臨することになるだろう。

さらに、2024年春モデルとして登場したR9は、CPUにインテルの最新世代“Meteor Lake”ことCore Ultraプロセッサを搭載したことで、統合グラフィックスの処理能力が向上しただけでなく、近年関心が集まっているAI関連処理能力に滞納した演算ユニットも実装するなど、“これから”のモバイルノートPCのフラグシップモデルとしても期待が寄せられている。

CPUベンダーも、Dynabook社をはじめとするモバイルノートPCベンダーも、Core Ultraを採用したPCを「AI PC」と訴求しているところだ。多くの期待を一身に受けて登場したdynabook R9のモバイルノートPCとしての実力を検証していく。
鮮やかなブルーが印象的、R9の外観は従来モデルを継承

Dynabookのラインナップにおけるdynabook Rシリーズの“最上位”という立ち位置は不変だ。モバイル利用で重要な小型軽量と、実利用で重要な処理能力、ディスプレイをはじめとするマンマシンユーザーインタフェースサイズの“相反するトレードオフ”は、依然として高い次元でバランスが取れている。

モバイルノートPCの基本仕様となる本体サイズは幅312.4×奥行き224.0×厚さ15.9mmと従来のdynabook Rシリーズと変わらない。本体カラーもこれまでと同じく「ダークテックブルー」の一択だ。

本体に搭載するインタフェースは、Thunderbolt 4(USB4 Type-C)×2基(電源コネクタ兼用)、USB 3.2(Gen1)Type-A×2基(1基はUSBパワーオフアンドチャージ機能に対応)、マイク入力/ヘッドホン出力端子のほかに、映像出力用としてHDMI出力端子、そして、日本のビジネス用途では依然として必須(しかし現実としてはもはやネットワーク対戦用)の高速有線LAN接続用としてRJ-45を用意する。

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