Pasco「超熟」小動物混入で自主回収を発表 敷島製パン「品質管理体制の一層の強化」と反省 購入者からは不安の声も

自主回収となった「超熟山型5枚スライス」の当該商品

敷島製パン（名古屋市）は7日、パスコ東京多摩工場で生産した「超熟山型5枚スライス」に、異物（小動物らしきものの一部）が混入したことが判明したと発表。当該商品と同じラインで生産した商品と合わせて、計10万4千個を自主回収すると発表した。

この日、公式ホームページに「お詫びと自主回収に関するお知らせ」と題し、お知らせを掲載した同社。「お客さまならびにお取引先様、関係者の皆様には多大なご迷惑とお手数をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。なお、これまでのところ健康被害等の報告はございません」と謝罪。さらに「今後このような事態が再び発生することのないよう品質管理体制の一層の強化に努め、万全を期す所存でございますので、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます」と報告した。

対象商品は約10万4千個。「超熟山型5枚スライス（JANコード 4901820162922）」「超熟山型6枚スライス（JANコード 4901820357380）」の2商品で、賞味期限が2024年5月7日から11日までのもの。また製造所固有記号/管理記号が 「＋P1/A●●（３桁の英数字がAから始まるもの）」となっている。販売エリアは茨城県・群馬県・埼玉県・山梨県・新潟県・神奈川県・静岡県・千葉県・東京都・栃木県・福島県・青森県・岩手県・宮城県・山形県となっている。

回収には着払いでの送付か、WEBでの申し込み（後日、宅急便引き取りサービスにて対応）が選べ、商品代金の代わりとして後日、クオカードが送られてくるという。

この知らせにX（旧ツイッター）では「食パン10万個回収」「小動物混入」というワードがトレンド入り。Xには「今日全部食べた終わった…」「まさに食べようとしたところだった」「小動物って怖い」と不安がる声が寄せられている。