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【海外発!Breaking News】海岸に漂着したオレンジ色の物体は腐った人間の脚? 専門家が分析(米)

TechinsightJapan / 2024年2月15日 20時55分

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アメリカ、テキサス州のビーチに今月7日、腐った人間の脚のような奇妙な物体が漂着し、SNSで「これはいったい何?」と話題になっているという。豪ニュースメディア『Yahoo Australia』が専門家の意見を交え、その正体に迫った。

「テキサス州のガルベストン・ビーチで見つけた物体。大きさは人間の脚と同じ。でも臭いはなく、動物たちは興味を示さない。またそれ自体は硬いようだ。これはいったい何?」

そんな質問とともに、Facebookに投稿された1枚の写真が注目されている。

物体は全体がオレンジ色で、一見すると大腿、下腿、足の部分がある腐った人間の脚のようだ。そのためFacebookでは、「これは人間の脚に似すぎている。当局に通報すべき」とコメントする者まで現れた。

ところが多くの人は「人間の脚ではない可能性」に言及し、以下のような意見が届いたそうだ。

「これには膝蓋骨(膝の皿)や脛骨(膝から足首までの2本の骨のうち、太いほうの骨)がない。」
「人間ならば異臭がするはず。」
「もしこれが人間の脚だとしたら、現存する足首としては最も酷い状態と言えるだろうね。」
「これは義足に違いない!」



そんな中、「私は150%の自信がある」と述べ、こう答えた人物がいた。

「腐ったサボテンだよ。繊維質な中を見れば分かることさ!」

こうして『Yahoo Australia』が、豪サボテン・多肉植物協会(CSSA Inc.)のピーター・ブレイリー(Peter Breyley)会長から話を聞いたところ、「この珍しい発見はやはり、サボテンである可能性が高い」という回答を得た。

同氏はさらに、「これは腐ったオオガタホウケン(大型宝剣)か、それに似た種のようである。内部が繊維質で、枝がしっかりと3つのセグメントに分かれているようだからね」と続けた。



オオガタホウケンはインドイチジク、またはウチワサボテンとしても知られており、最大で7メートルにもなるという。茎節は青緑色の楕円状で棘はほとんどなく、晩春から初夏に黄色い花が咲く。また果実は卵形や楕円形で上部が凹んでおり、熟すと黄色からオレンジ、赤、紫などに変色するという。原産地は北米南部ということで、どうやら人間の脚のように見えた物体は、“オオガタホウケン”の可能性が非常に高いようだ。

ちなみに昨年11月にはスコットランドの海岸で、鮮やかなオレンジ色をした謎の生物の死骸が発見されていた。当時、その正体について発見者の男性はFacebookで意見を求めていたが、専門家でさえ断定できずに頭を抱えてしまったという。

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