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【海外発!Breaking News】川の浅瀬で遊泳中の男性、巨大ザメに襲われ左脚を食いちぎられる重傷(印)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年2月18日 5時0分

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インド、マハーラーシュトラ州パルガー地区を流れるベイターナ川で今月13日、遊泳中だった男性がオオメジロザメに襲われた。男性は左脚を食いちぎられる重傷で、地元に衝撃が走った。当時の動画とともに、印ニュースメディア『Mid-Day』などが伝えた。

ムンバイ近郊の小さな町マナーを流れるベイターナ川で13日午後6時半頃、漁師のヒテーシュ・ゴヴァリさん(Hitesh Govari、34)がオオメジロザメに襲われた。ヒテーシュさんは毎晩、川で泳ぐのを日課にしていたそうで、浅瀬で遊泳中に急襲された。

地元の人々はその日、川でサメを目撃していたそうで、ヒテーシュさんの悲痛な叫び声を聞きつけ、近くにいた釣り人らが駆けつけて救い出した。

兄弟のウメシュさん(Umesh)は、「ヒテーシュは最初こそサメと戦ったものの、左脚を噛みちぎられて意識を失ってしまったようだ」と述べており、血に染まった川から引き上げられると近くの病院に搬送され、スィルヴァーサーの総合病院に転送された。しかしながら左ふくらはぎと足首の大部分を噛みちぎられて脛骨がむき出しの状態で、医師は膝下の切断を迫られた。



一方のオオメジロザメはというと、一部のメディアは「ヒテーシュさんを救出する際に住民に叩き殺された」と伝えていたが、マナー警察は「オオメジロザメは保護活動中に死んだ」と主張。死骸は調査のため、森林局の海洋・水生野生生物部門を管理する「マングローブ・セル」に引き渡されたという。

なお、ヒテーシュさんを襲った個体は非常に大型で、「体重は200キロあった」と伝えるメディアもあるが、ムンバイの非営利団体「レスクインク野生動物福祉協会(Resqink Association for Wildlife Welfare)」の創設者兼会長であるパワン・シャルマ氏(Pawan Sharma)は「体重130キロ、体長2.1メートル(7フィート)だった」と語っている。オオメジロザメは非常に獰猛なことで知られており、淡水でも生息が可能で、餌を求めて川を遡るという。また、国際自然保護連合(IUCN)の準絶滅危惧に指定されているそうだ。



今回の事故を受け、パルガー地区在住の海洋生物学者ブーシャン・ボワー氏(Bhushan Bhoir)は「マハーラーシュトラ州で、サメが人間を襲ったのはこれが初めて」と明かし、「ヒテーシュさんはサメを挑発したりはしていない。これはとても危険な兆候だ」と述べていた。

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