【エンタがビタミン♪】森山直太朗の苦境を救ったさだまさし 「これはいじめの構図」
TechinsightJapan / 2016年9月20日 10時0分
半年間の活動小休止を終えて4月から活動を再開した森山直太朗が、トークバラエティ番組『波瀾爆笑』に出演した。彼が2008年に発表した『生きてることが辛いなら』は当時「自殺を助長するのでは?」と世論を騒がせたが、その時に励ましてくれたのがさだまさしだったという。この日は、その大先輩がVTRで登場して「なおちゃん、もうちょっと過激にいこうか!」とさらに激励、森山を「すごく大きな宿題だ」と唸らせた。
9月18日放送の『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)は森山直太朗をゲストに迎えた。フォークソング時代から活躍する森山良子を母に持つ彼だが、2001年にインディーズで出した『ワスレモノ』ばかりか2002年に発表したメジャーデビューシングル『星屑のセレナーデ』もオリコン最高187位という状況だった。だが、2003年3月5日にリリースしたに2ndシングル『さくら(独唱)』が大ヒットとなり一躍人気アーティストの仲間入りを果たす。
それ以降『夏の終わり』『太陽/声』と新曲を出すたびに高く評価されるが、彼は当時を「周りの景色や人との関わりがガラっと変わってしまい、それに耐えきれず心がきしむようなところがあった」、「目に見えぬ何かと逆行して戦っている、歌うことがすごく攻撃的だったし力が入っている時期だった」と振り返る。そんななか2008年に16thシングル『生きてることが辛いなら』を発表した。メディアで流れることの多い1番目の歌詞に注目が集まり「自殺を助長する」と批判を浴びたが、彼自身はもちろんそんなつもりはなかったという。最後まで楽曲を聴けば諸行無常を歌った大きな視点の作品だと思われる。
世間から賛否の声を浴びて悩む彼を励ましてくれたのがさだまさしだった。VTR出演したさだは開口一番「素直なヤツだと思った」と切り出す。森山が成城学園出身であることから「基本的に成城っ子はすごく人間は良い、岩崎宏美もそうですけど。性格はいいんですが、社会常識に欠けるところがある」と笑わせつつも彼が素直に悩みをぶつけてくるのでアドバイスもしやすかったという。「上手にバトンを受け取ってくれそうなところが嬉しい。こういうおっさんのバトンも若いやつは持って、もっともっと大きくなってもらわないといけないんで」との期待を込めて次のような趣旨を話したそうだ。
さだまさしの経験に比べたら森山の受けた逆風など序の口で「僕なんか常に悪口を言われたからね!」という。『精霊流し』(1974年)は「暗い」、『無縁坂』(1975年)では「マザコン」、『雨やどり』(1977年)は「軟弱」、『関白宣言』(1979年)は「女性蔑視」、『防人の詩』(1980年)で「右翼」などと言われた。さだはそうした体験とともに「言う方はしゃれや遊びのつもりでも、言われる方は“えー、歌なのにそこまで言う?”って傷ついたりする。これはいじめの構図」だと解釈して「だから、負けんなよ! このくらいなんでもない。お前は正しいことやってるんだから、胸張ってやれよ!」というようなことを伝えたかった。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
サンドウィッチマン、さだまさし主催のチャリティーコンサートに出演 共演の泉谷しげるが「大好きなんだよ……」と、ファンであることを告白
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2024年4月24日 11時50分
-
さだまさしら総勢10組が能登半島支援コンサート 泉谷しげる「地震バカヤロー!」
東スポWEB / 2024年4月19日 22時26分
-
さだまさし&泉谷しげるら熱唱「がんばれ能登」 サンドウィッチマンや山崎まさよしも駆けつける
ORICON NEWS / 2024年4月19日 18時6分
-
Jポップのパイオニア 本城和治の仕事録 偶然の出会いから生まれた「若者たち」のヒット ほれ込んだ森山良子のスカウトに現れた…黒澤久雄と作った卒業記念アルバム
zakzak by夕刊フジ / 2024年4月16日 11時0分
-
森山直太朗「到底、あの響きにかなわない」と感じる大御所ミュージシャン その歌声に導かれてプロに
スポニチアネックス / 2024年4月15日 23時18分
ランキング
-
1「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン / 2024年4月26日 17時30分
-
2作曲家・久石譲氏、楽曲の無断使用に注意喚起「一切許可をいたしません」
ORICON NEWS / 2024年4月26日 20時26分
-
3Aぇ!groupメンバーが明かす福本大晴〝契約解除〟の影響「年末にあった仕事は全部キャンセル」
東スポWEB / 2024年4月25日 20時13分
-
4「さすがに変」「38歳の格好ではない」益若つばさの“透け透け”赤ずきん衣装に賛否
週刊女性PRIME / 2024年4月26日 17時0分
-
5「ラヴィット!」開始5分で田村真子アナが突然ダンス 選曲&ギャップに反響
モデルプレス / 2024年4月26日 10時37分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください