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【海外発!Breaking News】朝5時に顔なじみの野良猫の訪問を受けた女性「赤ちゃんを産むためだったの!」(米)

TechinsightJapan / 2020年7月26日 21時30分

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米ルイジアナ州に住む女性のもとに今年4月、顔なじみの野良猫“サラミ(Salami)”が大きなお腹を抱えてやってきた。早朝に玄関先で鳴き続けるサラミを心配した女性が自宅に招き入れると、サラミの分娩が始まった。野良猫は女性を慕い、赤ちゃんを安心して産むために女性のもとを訪ねたのであった。『Bored Panda』『Metro』などが伝えている。

米ルイジアナ州ニューオーリンズに住む芸術家のアイダ・フロリークさん(Ida Floreak)は、オスのシャム猫“ブルース(Bruce、7)”を飼っている。ブルースは昨年の秋頃から、ふらりと外に出ては自宅の庭でメスの野良猫と一緒に過ごすようになり、アイダさんはそのメスに“サラミ”と名前を付けて様子を見守った。サラミはアイダさんになかなか心を開かなかったが、頻繁に姿を見せるようになったサラミのためにアイダさんは餌を外に置いて気遣った。



アイダさんは「サラミはそのうち、毎朝我が家にやってきて餌を食べるようになったわ。サラミが私に慣れてきたら避妊手術と予防接種をしようと考えていたんだけど、サラミの警戒心が強くてね。そうこうしているうちに、サラミが妊娠していることに気付いたの。それからかしら。サラミは私が撫でたり、ブラシを掛けたりしても嫌がらないようになったわ」と振り返る。

そんなことが続いた4月初め、サラミは朝5時頃に玄関前にやってくると、執拗に鳴き始めた。アイダさんは「こんな早い時間に、何事かしら」と思いつつも眠い目をこすりながらサラミを招き入れた。

「サラミのお腹はパンパンで、そのまま3時間ほど鳴き続けて落ち着かない様子だったの。すると朝8時か9時頃、2匹の赤ちゃんを出産したのよ。」

サラミの訪問は「全く予想外だった」と語るアイダさんは、こう続けた。

「サラミがまさか我が家で出産するなんて思ってもいなくて、本当に驚いたわ。猫の出産に立ち会うなんて初めてだったから、とにかくブランケットを用意して、できるだけのことをしたの。サラミは始終冷静で、立派だったわよ。」

アイダさんによるとサラミはその夜、さらに2匹を産み、母親として子猫の世話をよく焼いていたそうだ。



「サラミは安全な我が家での出産を望んで、わざわざやって来てくれたんだと思うの。可愛い我が子のためにね」と語るアイダさん。サラミにはその後、避妊手術と予防接種をして、正式に家族の一員として迎え入れている。

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