【海外発!Breaking News】お腹に60個の卵! 外来種のニシキヘビを捕獲した男性 相棒は鼻が利く愛犬(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2023年7月11日 21時0分
米フロリダ州南部の世界遺産「エバーグレーズ国立公園(以下、エバーグレーズ)」でスネークハンターとして活躍するマイク・キンメルさん(Mike Kimmel)は、「パイソン(ニシキヘビ)・カウボーイ」という異名を持つ。そんなマイクさんが「かけがえのない相棒」と語るのは愛犬“オットー(Otto)”で、エバーグレーズの生態系を脅かす外来種のビルマニシキヘビを鋭い嗅覚で探し出すという。米ウェブサイト『Yahoo Life』などが伝えている。
米フロリダ州在住のマイク・キンメルさんが今月初め、Instagramに投稿した体長4.9メートル(16フィート)ほどのビルマニシキヘビの写真が注目を集めている。
写っているのは、卵が血に染まって掻き出され、すでに死んでいるメスで、マイクさんはこのように綴っていた。
「この妊娠中の大きなメスは、腹部に60個もの卵を抱えていた。それはあと数日もすれば産み出され、エバーグレーズに放たれていたものだ。このようなヘビを駆除することは、エバーグレーズで生きる在来種にとっては極めて重要で、ゆくゆくは大きな違いを生み出すのだ。」
マイクさんによると、ビルマニシキヘビは広大な湿地帯の地下深くに巣穴を作るため発見が難しく、愛犬“オットー”の存在が欠かせないそうで「オットーは鋭い嗅覚で巣穴を見つけ出す。これは私だけでは到底難しい」と明かしている。
そんなビルマニシキヘビの卵が一度孵化してしまうと、天敵がいないエバーグレーズでは25年、またはそれ以上生き続けるそうで、マイクさんと彼のクルーは他のスネークハンターがほとんど足を延ばさないような辺鄙な場所に出かけていくという。
そしてマイクさんは今年の5月29日に「これまでに500個の卵を駆除した。まだシーズンが始まって半分ほどしか経っていないのにね」と綴り、6月28日には「オットーのお陰で、これまでに25匹を駆除することができたんだ」と相棒の功績を称えていた。
実はマイクさん、ビルマニシキヘビだけでなく外来種のイグアナの捕殺もしており、「生態系を脅かす個体をできるだけ多く駆除したい」と鼻息は荒く、捕らえたヘビやイグアナで革製品を作り、販売もしているそうだ。
ちなみにビルマニシキヘビはもともと東南アジアのジャングルや湿地帯に生息していた外来種で、輸入されたり飼育施設から逃げ出すなどして1990年代にエバーグレーズに持ち込まれた。今では頂点捕食者として急速に増え続け、大きいもので体長7メートル、体重は90キロに達するそうだ。全世界の侵入生物種に関するデータベース(GISD)によると、メスは平均12~36個の卵を産むそうで、繁殖成功能力が高く、卵を100個産むことも可能という。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
アズマヒキガエルが北海道で増殖中 もともとは北海道にいない種で毒も 生態系に影響か 駆除活動に同行
HTB北海道ニュース / 2024年4月30日 18時24分
-
アリも活動開始! アリ対策で知っておきたい「2:6:2の法則」とは?
ウェザーニュース / 2024年4月30日 10時30分
-
淡水魚「ホンモロコ」、命の乱舞 琵琶湖で盛んに産卵行動
共同通信 / 2024年4月26日 19時10分
-
“赤いマフラー”のアイツを食い止めろ 再び忍び寄る「桜の敵」
毎日新聞 / 2024年4月25日 14時0分
-
【海外発!Breaking News】裏庭でヘビにお尻を噛まれた猫、そのまま室内へ駆け込み飼い主絶叫(豪)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年4月9日 5時0分
ランキング
-
161歳女性の“還暦ファッショニスタ”が明かす、いつまでも若々しい人たちの共通点
日刊SPA! / 2024年4月30日 8時53分
-
2“15年間フルーツしか食べない人物”に起きた驚きの変化。「ラーメンもお菓子も食べたいとは思わない」
日刊SPA! / 2024年4月30日 8時52分
-
3ニトリが布団「Nクール」を自主回収 「中綿」表面に出てくる恐れ……「深くお詫び」
ねとらぼ / 2024年4月30日 12時20分
-
4現役美容師に聞いて分かった「頭皮が硬くなりやすい人」の特徴6つ! 自宅でできるマッサージ術も解説
オトナンサー / 2024年4月29日 20時10分
-
5なぜ辞退しない? 円安物価高の“A級戦犯”黒田東彦・前日銀総裁に「叙勲」のブラックジョーク
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年4月30日 11時3分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください