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新しい環境でも円滑な人間関係を築くための鍵とは?

JIJICO / 2016年5月3日 9時0分

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新しい環境でも円滑な人間関係を築くための鍵とは?

環境の変化で最も問題になる人間関係

新年度が始まり、街には黒髪に紺や黒のスーツを着た若者で溢れていますね。
新入生に新入社員、引っ越し、転勤、異動、様々なシーンで環境の変化を経験する人が多い時期です。

                環境の変化を経験するとき、最も問題となるのが「人間関係」です。
・嫌われないかが心配
・自分の話し方に自信がない
・緊張して自分から話ができない
・何を話していいのかが分からない
・どうしたら話が盛り上がるか分からない
このような悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。

これらの悩みの根底にある人間関係を円滑にする鍵は、「コミュニケーション」にあります。
ところが最近はネットでの交流が主体となっているので、このコミュニケーションの苦手な人が増えてきています。

ネットでの交流は、対面よりも本音が出やすかったり、親しくなりやすいために、実際の対面での距離感がつかみにくくなっているといいます。
リアルに会うと文字だけの交流とは、圧倒的に相手から受け取る情報量が違うのです。

準備もなく いきなり何か話そうなんてことはムリ

どうしたら、初対面の人をはじめ、人とのコミュニケーションを円滑に採ることができるのでしょうか?
皆さんは、きっと会話をしようとして、まず何が頭に浮かびますか?
「何を話したらいいのだろう…?」
ではないですか?そして、会話がYesやNoで答えられるような質問をして、あっという間に終わってしまったりしてませんか。

いきなり、話をしようなんてことは無茶なことなのです。
まず準備に必要なことがあるのです。

自分のことを理解し 自他の引き出しを知るコミュニケーションを

では、皆さんは自分自身のことを理解できていますか?
・好きなこと
・嫌いなこと
・得意なこと
・苦手なこと
・長所や短所
・趣味
・欲求
・環境や人間関係

スラスラっと出てきますか。
これを『自分の引き出し』とします。『自分の引き出し』を知っておきましょう。

これと同じものを相手も持っています。それが『相手の引き出し』です。
これらを引き出すのが質問です。質問は、5W1H。

「いつもオフの日何をしてるんですか?」「どんな趣味なんですか?」「どこの出身なんですか?」などなど。
その答えにまた5W1Hを重ねて相手を理解しましょう。

相手と共通する点を見つけ共感を生み出すことが大切

『自分の引き出し』がわかり、『相手の引き出し』がわかれば、どこかに共通点が見つかるはずです。
共通点は、ポジティブなことでもネガティブなことでもいいのです。

同じものが好き、同じものが嫌い、同じものに興味がある、同じものが欲しい、同じ人が敵などなど。
共通点が見つかれば、「共感」が生まれます。共感するものがあれば仲が深まります。

コミュニケーション=話さなければいけない、という概念がコミュニケーションをつまずかせるのです。
話し上手とは、ズバリ聴き上手のことなのです。脳は筋肉と同じです。
リアルなコミュニケーションは、リアルなコミュニケーションを通して鍛えられるので実践をしていきましょう。

(青柳 雅也/心理カウンセラー)

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