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介護が必要になるときに備えて、介護脱毛を考える

JIJICO / 2022年3月25日 12時30分

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介護が必要になるときに備えて、介護脱毛を考える

昨今、巷では介護脱毛という新たなジャンルが美容業界で出来つつあります。介護脱毛が当たり前に利用させるようになるのはそう遠い未来の話ではありません。年を取ると、病気で入院し自分の子供や子供の奥さんの世話になることや、寝たきりになることで施設や病院でスタッフにお世話になるという先々の不安があります。

今回、介護脱毛について書くきっかけになったのは全身脱毛を終えた女性の看護師のお客様から介護脱毛について広く認知されたいと懇願されたからです。介護脱毛をなぜ行うかについて、ご存じ無い方が多いと思いますので事例を紹介します。

肛門周りの毛があることで、介護を行うに際してかなり大変な作業を余儀なくされることをご存じでしょうか? 特に男性の方の肛門周りの毛がびっしりと多く、便も普通の硬さではなく中々出ない硬さのある便が出ることが多く、毛にこびりつき綺麗に拭き取れないためそれを取るためにお湯をかけて時間をかけて硬さを緩ませて何度も拭き上げて綺麗に拭いとるそうです。肛門周りの毛を脱毛していればこのような手間も削減できるのです。筆者も脱毛施術者ですが、肛門周りの毛が無毛な人に出会う確率は低いです。

このように必要性が増している介護脱毛ですが、脱毛メニューのジャンルはまだ確立されていない為、現状は「VIO脱毛」というジャンルに介護脱毛が該当します。当然、介護脱毛=VIO脱毛という言葉とイメージがつきにくい方も多いです。

昔の脱毛ですとビキニライン脱毛と言って、ショーツからはみ出る毛を処理していたので、年配の方に説明するには「ビキニライン脱毛のもっと内側のショーツの中にあるすべての毛の処理」と伝えると伝わる方もいらっしゃいます。また、最近では脱毛も美容意識が高くなったというよりは生理の経血や便がこびりつくのが気持ち悪い、ウォシュレットの辺りが良くなる、不要な毛で早く無くしたいなどという理由で脱毛サロンに通う人が増えてきています。デスクワークで座り仕事で蒸れるのも大きな要因になっています。

良い家庭用脱毛器が増えてビキニラインを整えられる方も増えてきたように感じますが、肛門周りは見ることや角度的に綺麗に当てられずに剃刀で剃る方もいて、凹凸が多い肛門に剃刀は危険な行為なので避けてください。安全機能のついたボディトリマーも出ているので必ず家電の売り場担当の方にアドバイスを聞くのも重要です。

また、40代、50代の世代として親が脱毛サロンに通っていた世代ではない為、脱毛サロンに通うハードルは高く、気になっていても脱毛しようと思って行動するまでに勇気が必要なことも要因の一つです。筆者のサロンへも、「全身脱毛を終えた娘や息子から「介護が大変だろうから早く脱毛してほしい」と頼まれてと通う親世代も増えました。」

また、看護師や介護士のお仕事の方は仕事の大変さを他の方にさせたくない思いが強く脱毛サロンで脱毛をする方が多いです。脱毛器を使う場合、大抵の脱毛器は「黒い色に反応する」IPL方式の脱毛器が多いため、白髪が増えるとその部分だけ無くならない場合も多い為、なるべく早いスタートをすることを薦めます。

美容室に行くように脱毛サロンに行く人が増えて、脱毛サロンに行かない→ビキニライン脱毛→VIO脱毛と変わったように世の中が当たり前に介護脱毛で整える考えにシフトするよう強く願います。

(上野 由理/美脚専門家)

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