女の子を出産したら姑から「役たたず!」と嫁いびり。夫に相談したら…/義実家・家族人気記事BEST
女子SPA! / 2024年2月8日 8時47分
女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとに紹介します。こちらは、「義実家・家族」ジャンルの人気記事です。(初公開日は2020年2月22日 記事は取材時の状況)
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昔は「家を継ぐ」という意識が現在よりも強く、当たり前のように男の子を産むことを求められる時代もありました。さすがに今はそんなことを言ってくる人は少ないですけれども、まったくないわけではありません。
夫とは趣味のスキーサークルを通じて知り合ったという奥村あかねさん(仮名・35歳/派遣社員)も妊娠中、ことあるごとに姑から「男の子を産んでもらって、奥村家を継いでもらわなきゃ」と言われていたそうです。
◆「男の子を産め!」と呪文のように言われた
「同居ではなかったですけど、同じ市内に実家があったので結婚当初からひんぱんに私たちの家に来るんです。しかも、カレの前ではいい母親を演じたいのか『男の子でも女の子でもどちらでもいい』って。
本当は相談したかったけど、余計な心配をかけたくなかったのと、もしカレが私ではなく母親のほうを信じてしまったらと思うと言うに言えなくて……」
ちなみに嫁ぎ先である夫の地元は四国。姑と2人きりのときは、しきりに「奥村家の嫁になったからには」と口癖のように言われ、料理や掃除など家事全般においてダメ出しされていたとか。
「最初はなんとかいい関係を築こうと嫌な顔もせずに言うことを聞いていましたが、お義母さんにその気はなかったみたいです。男の子を産めと呪文のように言われ始めてから私がいくら歩み寄っても無駄だとあきらめていましたけどね」
そうした中で迎えたはじめての出産。子供の顔を見たときは本当にうれしかったと振り返りますが、生まれた子供は女の子。姑の期待を裏切る形になり、自分だけでなく子供にもつらく当たられたらと思うと不安しかありませんでした。
「病院に来たお義母さんは、主人の前では『おめでとう。よく頑張ったわね』と言いましたが、2人になった途端、『この役立たず!』ですから。娘のことも絶対に抱こうとはしませんでした。私もこんな心無い言葉を浴びせるような人に抱いてほしいとは思わなかったですけどね」
◆泣き止まない娘に「うるさい!」と怒鳴る姑
出産後は姑のいびりも一段と激しいものとなり、慣れない育児のストレスなども重なって小さな円形脱毛症ができてしまうほど追い込まれてしまいます。
それでも必死に我慢していましたが、ある日、姑がなかなか泣き止まない子供に向かって「うるさい!」と大声で叫んでいる姿を見て、このままではダメだと決断します。
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