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あの吉原にもインバウンドの波 押し寄せる中国人観光客にとまどう「姫」たち

TABLO / 2024年1月18日 6時35分

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「聖域」吉原にもインバウンドが。

訪日外国人客が日本滞在中に商品を購入し、サービスを利用することで、日本の経済成長につながる、いわゆるインバウンド効果。

「日本一のソープ街」と呼ばれる吉原も例外ではありません。特に総額料金5万円以上の「高級店」が人気だといいます。以前は「外国人お断りの店」が多かったものの、最近は「接客可能なコンパニオンがいれば受け入れる店」が増えているとのこと。

スマホの翻訳アプリが格段に使いやすくなりコミュニケーションが安易になってきたこと、外国人を接客する事に抵抗がないというコンパニオンが増えてきたこともあるが、「外国人も相手にしなきゃ稼げない」というのが実情のようです。

現在の吉原事情に詳しい関係者A氏によると、

「客層はダントツで金持ちの中国人。次いで台湾あたり。欧米系の方もまれにいますが少ないですね。そしてたいがいの店が『外国人料金』を貰っています。通常の総額にプラス1~2万といったところでしょうか。あとスキン着用は徹底しているようです」(A氏)。


長いこと日本に住み、日本語を話せる中国人が間に入り、店やコンパニオンを仲介してくれたり遊び方を説明してくれる……そんな「ソープ案内人」も存在する。店の『外国人料金』に更に数万円上乗せした金額を客から貰い、その差額が利益となるといいます。

「吉原ツアーと言いますか。最初からソープ目当ての団体客を空港まで迎えに行き、そのまま車で送迎するという業者もいますね」(A氏)。

丁寧なご挨拶から始まり、正座した自身の膝の上に客の足を乗せ、仰々しく靴下から脱がせてくれる訳です。至れり尽くせり王様気分、ホスピタリティが高い「高級ソープのおもてなし」は自国では経験できない事。もうひとつ、日本でしか体験できない大人気のサービスがあるといいます。それがマットプレイです。

「『日本のAVのソープものを観て、一度体験してみたいと思って来た』と。憧れのプレイのようですね」。

そう語るのは吉原某高級店で働くコンパニオンBさん。吉原の高級店と言えばプレイ時間は120分という店が多いですが、「マットプレイを楽しんだら『もう満足した』って、まだ時間が余っているのに途中で帰っちゃう人も多いですね。チップをくれる方もいますし、慣れれば楽ですよ。リピーターにはならないですが、日本人を相手にするよりバックが高いですし、お茶を挽く(客が一人もつかない)よりは全然マシです」(Bさん)とのことです。

「金銭的に余裕がある方が多いのと『他所の国で無茶な事をしたら後が怖い』という自制心があるからなのか(笑)、キレイに遊んでいく方も多いですよ。中には乱暴だったり変な人もいますが、そこは外国人も日本人も一緒ですよね」(Bさん)。

店もコンパニオンもメリットがあるという事で今後も外国人対応可能な店は増えていく一方かもしれませんが、「風俗バブル」と呼ばれ派手に遊ぶ人も多かった90年代に比べ「給料も上がらず高級店どころか風俗で遊ぶ余裕なんてない」という人が多いであろう現状では致し方ない事なのかもしれません。(文@編集部)

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