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制服と体操服でやりがちなNG洗濯! 体操服を洗濯する時、ファスナーは閉める? 開ける?

オールアバウト / 2024年5月2日 21時15分

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制服や体操服は、間違ったお手入れをしてしまうと、ヨレヨレになったり、ファスナーが壊れたりと、悲しいことに。できれば卒業まで着続けたい。なんならリサイクルでつなげていきたいですよね。お手入れ時のコツをチェックしておきましょう。

制服と体操服を長持ちさせたい!

先日、息子に「体操服は?」と聞いたら、「あ、学校に忘れてきた!」と言われ、固まりました。漬物のように発酵した体操服を想像してしまったので……!

これは洗濯以前の問題ですが、せっかく持って帰ってきても、洗濯方法を間違えると、ヨレヨレになったり、ファスナーが壊れてしまうことも。

結構お値段がするものなので、できれば卒業まで着せたいですよね。できるだけ長くきれいに着られるように、お手入れ時のちょっとしたコツを覚えておきましょう。

体操服


汗ばんだ体操服はなるべく早く袋から出す

体操服をきちんと学校から持ち帰っても、洗濯するまで袋入りのままというケースも多いもの。汗と汚れで蒸れるので、雑菌が喜んで増殖する環境です。

早く洗濯するのはいうまでもありませんが、臭いの元になるので、学校から帰って洗濯かごに入れるときは、袋から出しておきましょう。

ファスナーを開けたまま洗うと壊れやすくなる

体操服のジャージの上着は、ファスナーを閉めて洗濯するのが基本です。体操服に限らず、ファスナー付きの衣類は同じ。他の洗濯物と一緒に洗濯することで、絡まったり、洗濯槽にぶつかったりして傷むことがあり、破損につながるからです。

とはいえ、表も裏も汚れているのにぴっちり閉めてきれいになる?と心配なら、その時々で表裏を替えて洗濯したり、目の細かい洗濯ネットに入れて洗うなど工夫してみましょう。

制服

制服は型崩れしやすいので、よりきちんと洗濯やお手入れの基本を守る必要があります。今回は洗い方についてチェックしましょう。

「水洗い不可」なら洗わない       

家庭での洗濯はダメ!というマーク
「洗えないもの」を示す洗濯マークは覚えておきましょう。タグにこのマークがある衣類は洗うと型崩れや変色しやすいので、家庭での洗濯はNGです。
洗濯絵表示の新旧対比表(消費者庁)
洗濯機や手洗いの〇✕を示すマークは2016年に変更されました。今は「手桶け」マークに✕が付いていたら、家庭での洗濯はすべて不可となります。四角形の洗濯機マークや手洗いの意味での手桶マークはなくなりました。

「ドライマーク」はドライクリーニングじゃないとダメ

洗濯絵表示のドライマークは、「ドライクリーニングもできますよ」という意味。洗濯NGマークが付いていたら、家庭の洗濯機のドライコースでも洗うことはできません。

濡れた状態でアイロンをかけない

上着もスラックスやスカートも、制服の多くの素材は熱に弱いポリエステルです。濡れたものを乾かそうと高温でアイロンをかけると、縮んだりゆがんだりする恐れがあります。

詰襟の襟芯は溶ける心配も。ワイシャツも多くは化学繊維が使われているので同じです。

まずは洗濯絵表示の確認を!

体操服や制服に限らず、衣類を購入したら、まず洗濯絵表示を確認しましょう。

例えば、塩素系漂白剤の表示があるものは必ず酸素系の漂白剤を使う、色落ちしてしまうような洗い方や干し方をしないというだけで、色落ちのスピードをゆるやかにできます。

また、制服や体操服は熱に弱い化学繊維が多いので、「乾燥機にかけない」のが基本です。

この機会に洗濯の基本や洗濯絵表示を見直してみては?

洗濯NGに気を配って、お手入れも少し頑張って、卒業するまできれいに着られたら、自分も気持ちがいいし、リサイクルに出して後輩につなげることもできますよ。
(文:毎田 祥子(家事ガイド))

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