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韓国生まれのパンダ、中国返還後、それまでとは異なる行動…ファン心配「ストレスを受けている」

KOREA WAVE / 2024年4月12日 7時0分

Youtube映像キャプチャー(c)MONEYTODAY

【KOREA WAVE】韓国から中国に返還されたジャイアントパンダのフーバオの近況を伝える映像が現地から届いた。新たな環境に慣れていないように見える場面もあり、熱狂的なファンたちが憂慮している。

ジャイアントパンダ国家公園が公式SNSに公開した映像によると、フーバオは前転を繰り返すなどしているが、竹の中に身を隠し、好きだった果物も食べない姿も見せた。これを見たファンたちは「ストレスを受けているようだ」と心配している。

Youtube映像キャプチャー(c)MONEYTODAY

この映像は、フーバオが中国に返還された翌日の4日に撮影された。フーバオは今月3日、京畿道龍仁市(キョンギド・ヨンインシ)のリゾート施設エバーランドを離れた。

中国は外交関係を樹立した国に親善の印としてパンダを贈る「パンダ外交」を展開。だが、中国以外で生まれたパンダは満4歳になるまでに中国に送るという協約がある。

フーバオは2020年7月に自然繁殖で生まれた。両親は習近平国家主席が贈ったラバオとアイバオだ。

エバーランドはフーバオが満4歳になる前に返還したのに加え、一種の賃貸料として中国側に保護基金を拠出した。

これに対し、フーバオファンを中心に「パンダ外交をやめよう」という意見が出ている。ネットユーザーの間では「パンダ外交は動物虐待だ。動物は一瞬にして家族を失い、ファンにとっても生き別れになったのと同じ」「パンダを商売にするようなパンダ外交に幻滅を感じる」という声が上がっている。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News

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