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ツウ好みの道を案内!? スバルのドライブアプリ「SUBARORD」をe-Tuneした「レヴォーグ」で走破してみた!

くるまのニュース / 2023年4月5日 11時30分

スバルが提供するドライブアプリ「SUBARORD」にはさまざまなドライブルートが設定されていますが、そのなかから房総半島ルートを体験。今回は「レヴォーグ STIスポーツ」の電制ダンパー制御プログラムをアップデートした車両で走ってみました。

■いつもと違う道を案内するドライブアプリ「SUBARORD」って何?

 スバルは「SUBARORD(スバロード)」というドライブアプリを立ち上げているが、2023年4月時点ですでに10ルートが登場している。
 
 スバルによれば「弊社のクルマを買って頂いた方は積極的に休日のドライブを楽しんでいるようです。それならスバル車で走ればもっと満足感を得られるようなドライブコースを考えてみました」とのこと。

 今回、「レヴォーグ」の走りをアップデートする「SUBARU Active Damper e-Tune(スバル アクティブ ダンパー イーチューン)」(後述)のサービス提供開始に合わせ、e-TuneされたクルマでSUBARORDの房総半島ルートを走ってみたら、まぁ驚いた!

 私(国沢光宏)にとって、千葉の房総半島は40年来クルマやバイクで走り回ってきた地域。ほとんどの道を走っていたと思っていたけれど、SUBARORDでガイドされた区間は“ほぼ”走ったことなし。そればかりか「房総半島って凄くいいね!」と再認識させられた。

 以下、房総半島ルートを紹介してみたい。次の休日、お時間あったら自分の近所にあるSUBARORDを試してみるといい。アプリをダウンロードすればスバル車じゃなくても走れます。

 スタートは東京湾アクアライン直結の木更津東ICを降りた場所にある「道の駅 木更津うまくたの里」。最初の目的地は「チバニアンビジターセンター」だ。

 そういってもなんだかサッパリ解らないと思う。私も知識だけはあったが、チバニアンに行ったことなし。

 地球は何度かS極とN極が逆転したといわれているけれど、証拠という点で足りなかった。チバニアンは直近の逆転の証拠を残す場所として世界的に認知されている、そうな。

 今や地質年代区分を見ると「ジュラ紀」や「白亜紀」と同じく「チバニアン紀」というのが教科書に載っています。

 あまりPRされていないこともあり、世界的な価値があるのにプレハブの建物がひとつあるだけ。駐車場も広いとはいえず。子供の夏休みの自主研究としちゃ素晴らしい素材なのに!

 驚くことにプレハブに説明員が常駐しており、チバニアンについて詳しい内容を教えてくれます。

 ついつい長居してしまう。続いての目的地となる「養老渓谷観光センター」へ。養老渓谷は温泉があったり見事な地層があったりする古くからの観光地で、何度か来たことあります。ただチバニアンから走るルートは初めて。交通量が少なくて快適な道です。

 加えて目的地は「山の駅」なのだけれど、そもそも山の駅というのは初めて聞いた。ここでは炭火で焼いた鮎など、美味しいものがたくさんあるのでお昼に好適です。

 そこから亀山湖を経由して素掘りトンネルを走る! 千葉県に複数の素掘りトンネルが残っていることは知っていたものの、主要ルートじゃないため一度もくぐっておらず。

 SUBARORDには2連の素掘りトンネルがルートに設定されており、いやいや楽しい! 交通量ほとんどないことを見ると、やはり普段走っていない道なんだと思う。ここを走るだけも価値あります。

■走りが変わる!? レヴォーグ STIスポーツをe-Tune!

 最後まで詳細な紹介をすると楽しみが減るだろうから簡単に後半ルートを。

 日本の原風景のような「大山千枚田」や、シロナガスクジラの実物大骨格標本(レプリカです)が展示されている「道の駅 和田浦WA・O!」、ほとんど交通量がなく、素晴らしいワインディングロードになっている農業道路など、まるでラリーのコースのようなツイスティな道を通ってゴールは房総半島南端の「野島崎」。私のように簡単にゃ満足しない性格悪いジジイでも楽しめた。

「SUBAROAD」で房総半島をドライブ「SUBAROAD」で房総半島をドライブ

 ここから帰りルートで鴨川や勝浦、大原など経由し九十九里方面へ行くもよし、内房ルートの一般道を走って館山、保田、鋸山を見て木更津のアウトレットでお買い物&晩ご飯食べてアクアラインの休日渋滞をやり過ごすもよし。もちろん一泊したっていい。

 千葉でこれだけ楽しめるのだから、SUBARORDのほかのルートもぜひ試してみたいと思った。

 さてレヴォーグのe-Tuneだけれど、電子制御ダンパーが標準装備される「STIスポーツ」専用のロムチューンだ。

 ディーラーでダンパーのプログラムを上書きすると、標準車よりソフト側はより柔らかくなって乗り心地が向上。ハード側もより硬くなり、サーキットなど走った時の挙動が安定するという内容。工賃込みで4万円くらいという。今回、標準車とe-Tuneの乗り比べてみた。

 ソフト側は「これ以上柔らかくするとぽにょぽにょになりますね」という限界を狙った感じ。ハード側は「カタいの好きな人なら満足できますよ!」

 ただ、レヴォーグ STIスポーツは標準車だって十分乗り心地よく&硬い。e-Tuneの性能をさらに引き出そうとするならソフト側は空気圧を少し低めにすればいいし、ハード側は次の交換でハイグリップタイヤにすれば満足できると思う。レヴォーグ STIスポーツをe-Tuneでアップデートしたらぜひ試して欲しい。

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