ホンダ「新型軽バン」発売へ 100万円台&斬新「2シーター」も設定! 新型「N-VAN e:」のめちゃ“ポップ”なカラーリングとは?
くるまのニュース / 2024年4月4日 8時10分
今春の発売を予定しているホンダ新型「N-VAN e:」には、どのようなボディカラーがあるのでしょうか。
■斬新2トーンも用意! めちゃポップな「N-VAN e:」まもなく登場
ホンダは2024年春に新型軽商用EV「N-VAN e:(エヌバンイー)」を発売します。
すでに先行公開サイトが開設されていますが、2024年3月29日に更新され、全タイプのボディカラーがイメージ画像で追加されています。
新型N-VAN e:は、2018年登場の軽商用バン「N-VAN」をベースにした軽商用EVです。N-VANの特徴である、低床でBピラーのない広い室内空間や、助手席シートをフロアに格納できる構造などを継承しています。
エクステリアもN-VANとは共通ですが、使用済みホンダ車のバンパー由来のリサイクル材をフロントグリルなどに使用しました。充電リッドはフロントグリル内に装備することで、取り回しのしやすさも高めています。
インテリアはN-VANとは異なるインパネを採用。エアコンやシフトパネル、収納トレー、充電用USB端子などをドライバー側に配置し、使い勝手を向上させています。
パワーユニットは小型電動アクスルや、薄型化した大容量バッテリーを搭載し、低床でフラットな荷室と航続可能距離210km(WLTCモード)を目指して開発するなど、配送業務で使用する際の使い勝手も両立しています。
詳細な出力などは不明ですが、EVならではのスムーズな加速や低振動・低騒音も特徴で、フル積載でもN-VANターボエンジン搭載車と同等の加速性能を確保したと言います。
充電は6kWの普通充電に対応し、約5時間で完了。車外への給電も可能で、停電・災害時などに合計1500Wまでの電化製品を使用できるほか、V2H(Vehicle to Home)にも対応し、住宅などへの給電も可能です。
さらに、コネクティッドサービス「ホンダ コネクト」を搭載し、冬場にバッテリーを温め航続距離を延長させる機能や、電気代の安い時間帯で充電するといった充電待機設定などが利用できます。
ラインナップは「e:L4」「e:L2」「e:FUN」の3タイプを用意。いずれのグレードでも衝突被害軽減ブレーキ「CMBS」や前席サイド・カーテンエアバッグなどの安全装備や、フルオートエアコン、運転席シートヒーターを装備しています。
e:L4は標準的なモデルで、アダプティブクルーズコントロールや車線維持支援システム「LKAS」などの先進運転支援「ホンダ センシング」や、電動格納ミラーやマルチインフォメーションディスプレイを標準装備します。
e:L2は助手席側前後シートを装備せず、さらなる低床化と積載性の向上を図ったシンプルなモデルです。取り扱いはホンダの新車オンラインストア「Honda ON」限定となっています。
e:FUNは最上級モデルで、フルLEDヘッドライトやリアシートヘッドレスト、急速充電ポートを標準装備するほか、インテリアカラーは唯一アイボリーとなっています。
ボディカラーは全9色が用意され、e:L4とe:FUNではモノトーンと2トーンも選択可能です。
2トーンはルーフとバックドアがブラックとなる斬新な塗り分けが特徴で、メインのカラーはポップな「オータムイエロー・パール」とシックな「ボタニカルグリーン」、「シビックタイプR」などにも設定される「スポーティなソニックグレー・パール」(e:FUNのみ)など、オシャレな色合いが用意されました。
モノトーンでは上記のカラーのほかに、「タフタホワイトIII」「ルナシルバー・メタリック」といったベーシックなものだけでなく、上質な「プラチナホワイト・パール」「ナイトホークブラック・パール」も設定。
近年では、キャンプなどのアウトドアレジャーが一般化したことから、広い荷室と積載性を持つ商用バンが趣味のベース車として活躍しています。
そうしたなかで、新型N-VAN e:でも複数のカラーを設定することによって、一般ユーザーにも親しみやすいものになると考えられます。
※ ※ ※
価格(消費税込)についてはガソリン車と同等の100万円台からの設定というのみで発表はされておらず、今後発売が近づくにつれて明らかにされるとみられます。
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